【d!】おいしくたべれる賞味期限。【zm】

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今は、リビングのソファの上でゾムに抱っこされてる

さっきより、体調が良くなったから、ゾムが抱っこしてくれたの

お兄ちゃんと、シャオロンさんはお風呂に入りに行った

エーミールさんは、その前にお風呂、入ってた


em「顔色、さっきより随分と良くなりましたね」

『あたたかいここあのんだら、よくなりました、』


それは良かった。なんて微笑むエミさんに

ついつられて微笑んでしまう

私にあんな柔らかい笑みはできてるかな、

そんな事を考えてたらゾムにぎゅっと抱きつかれる

首筋にゾムの鼻息がかかってこそばゆい


zm「おふろ入ろうな」

『ん？うん』

zm「今、ショッピくん達が入っとるから上がったら俺らな？」

『うん』


急にお風呂のお話をされて少し戸惑いながら頷く


zm(誰にもやらへん。俺だけのAや)


ゾムはたまにこうなってる時がある

私にはあんまりわかんないんだけど、

取り敢えず、ゾムだけのものって言ってるんだよね

なんでかわかんないんだけどね、


『ね、ぞむはどぉして、わたしをずっとだっこしてるの？』

zm「ん？あー...逃げへんように？」

zm(他の奴に触らせたくないからに決まっとるやろ)


...ずっと抱っこされてるの心地いいから好きだけど、

でも、お家探索したい...

よし、ここは思い切って...


『ね、ぞむ！わたし、にげないしだれにもさをられないからさ、おうちたんさくしたい！』

zm「！あ、ああ...そうやったな、見えるんやったな...」


うーん。って、考えてるみたいに唸るゾムにもう一回お願いって声をかける

少し不安気にゾムは小さく口を開いた


zm「ちょっとだけやで、？」

『うん！』


私がにっこり笑って頷くと

ゾムは、ほっと息を吐いて私が笑ったようににっこり笑ってくれた

よかった、怒ってないみたい

...それより、他の人に触らないように気をつけなきゃ、

怒らせちゃ、ダメだから、


em「ん？どこか行くんですか？」

zm「お家紹介やで！」

em「ああ、お家紹介ですか」

zm「おん！」


難しいエーミールさんの心の中は見ないように眼を瞑る

エーミールさんの心の中を見てたら頭痛くなっちゃうから

まだ、ゾムの方が私にも意味がわかることを言ってる(思ってる)気がする


zm「大丈夫？歩ける？」


ポッと足を地面につけてみると少しフラついた

だけど、わたしは、


『だいじょぶ！あるけるよ！』


大丈夫。

私はそんなに弱くないから！

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