骨の髄まで愛してる【短編集】

負けず嫌いと同等に＊伊之助 ページ5

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嗚呼、矢張り彼女の恋は報われない。傷ついては居ないだろうか。そう思って近づいてみるとAちゃんは今迄見たことがないほどまでに顔を赤くし息を荒くしていた。


「えっ、何があったの？Aちゃん」
「いっ…伊之助がデレた…」
「は？」
「私が好きって言った後に首傾げただけで急に立ち上がって走り去って行ったってことは、どう考えても伊之助が私に照れて逃げ出したってことだよね。つまり普通に考えて私のことが好きでその場の空間に耐えられなくなったから走ったって考えるのが普通だと思うんだけど…！」


興奮した様子で急に早口になり、意味不明なことを話すAちゃんはあの猪の行動の一体何処にデレを感じたのかはさておき、なんやかんや幸せそうなAちゃんに、少しほっこりした俺であった。





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なんかギャグになってしまった…？？
そしてこのお話の語り手さんはAちゃんの同期のモブくんです、気にしないでください！笑

皆さま久しぶりの更新ごめんなさい…！！！！
こちらテストがあり少し更新遅れてました〜( ; ; )
これからはバンバン更新しますね、
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