Colorfuly Home (ページ38)

今日:9 hit、昨日:14 hit、合計:2,481 hit

・ページ38

しかし、現世への執念の強さからか、天国にも地獄にも行けずに幽霊として残った。しかも何故か念力が使えるようにもなっており、この力でもってポルターガイストを起こしたり父王や人形(詳しくは後述)に乗り移って自分で自分の首を締めさせる真似をしたりとあの手この手で精神的に追い詰めて父王を病死に追い込んだ。その隙にクーデター軍が攻め込み、国は滅びてしまった。
これを人々は「王妃か王女ノーヴィの祟りだ」だと噂し、王妃を「罪源の女帝」、ノーヴィを「悪源の魔女」と称したが、たかだか小国の事、すぐにまた"忘れ去られて"しまった。

ちなみに人形は新しい王妃(ノーヴィの母に濡れ衣を着せた張本人)が父王に頼み込み、流産となってしまった娘(余談だが、新しい王妃はこれ以降子どもを授からなかったという)を偲ぶために作らせたものであり、腕利きの職人が城の片隅の部屋に泊まり込みで、時間をかけて質高いものを手がけていた。完成したまさにその日に父王が逝去し、そこからあれよあれよという間に国が滅びた為、その騒ぎに乗じて職人は逃げてしまい、もとより人々は誰も知らなかった為に人形も"忘れ去られて"しまった。
幽霊になりたての時に出会い、実験台代わりに職人を驚かせた際、自らに思いのほか馴染んだので気に入り、クーデターの最中に略取した後に実母の名であり自らのミドルネームにもなっている「アリシア」と名付け、そのまま自らが行動する際の手足にしている。

(分かりにくくて申し訳ないです)

派生作品:あまりにもキャラクターを崩壊させなければ大丈夫です。ヒステリックになるのはごく稀になので、常にヒステリックなのはやめてください。

【セリフサンプル】
「わたしはノーヴィ・アリシア＝テレーズ・ノイシュタル…長い？それならお好きにどうぞ」
「ええ、これは人形よ。腹立たしい雌豚が作らせたものだけれど、だからといってこれに罪はないし何より馴染むものだから」
「…ごめんなさい、わたし…おじ様は信じておりませんの」
「いや、いやぁぁぁあああああああああぁぁぁ！光は嫌、嫌！」
「人ってね、自分の為なら簡単に裏切れるのよ…でもだからって、あなたがそうだと決めつけてる訳では無いわ」

【関係】
愛衣螺
戦闘沙汰になりそうな時に彼女を念力で止める役目を持つ。
愛衣螺と呼ぶ。

作者：彩雲