80 ページ45
*
A視点
「あ、そうだ。」と思い出したように口を開いたうらた様。
ur「今までちゃんと説明してなかったんだけどさ、Aちゃんは俺らの名字とか、髪とか瞳とか。気にならなかった？」
『え？……まぁ、うらた様と坂田様に関してはなんで違うんだろうなぁ、くらいには思ってましたけど』
ur「……Aちゃんもちょっと察してたと思うんだけど、俺ら四人は兄弟だけど血は繋がってないの。」
衝撃の一言。
(私の周りだけ)空気が凍り付いた。←
『えっ……えぇ……』
ur「…だけど、いろいろあって俺らはこうして兄弟になったってわけ。志麻くんの従兄弟は俺らにとっても従兄弟だから。…ってことは〜？」
『…ってことは……！！！』
私と四人は従兄弟ってこと……！？
*
『なんでそんな重要なこと言ってくれなかったんですか！？』
ur「ごめんって！言うタイミングなかったし、ね…？」
両手を合わせて首をかしげてみせるうらた様。ふん、今の私にそんなあざとい攻撃は効かない！
ur「お願い、許して？」
……効きました。
ばっちり、効きました。
そんな上目遣いと甘い声、聞いてない。
効くに決まってるじゃん、くっそ。←
mr「……とりあえず、弁解した？」
『してないよ、お兄ちゃん。』
mr「そっか……俺の必殺技効かんかった……」
『え？なんか使ったの？』
mr「全く弁解してないのに、“弁解した？”って話しかけて流しちゃえ戦法。」
『…効いてないですね。』
幼い頃の記憶はほぼ残っていないに等しいが、相変わらずなのは手に取るように分かる。
mr「……あっ、せや。A、今度会わせたいやつがおんねん。」
『え？』
mr「また連絡するから、そんときはよろしくな。……じゃ、俺は帰るで〜」
『…うん、分かった。またね』
sm「また頼むで〜！」
mr「志麻、お前はもっと時間に危機感を持て。今度こそ擽り倒すからな。」
sm「うぇぇぇ！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Machika@まっくる - 紅灯-あかり-＠crewさん» うわぁぁぁぁぁぁ、本当だ…!!!お恥ずかしい……指摘ありがとうございます、直しておきますね！(''*) (2020年2月19日 19時) (
レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
紅灯-あかり-＠crew(プロフ) - すみません！指摘です…。最後の話66になってますが67じゃないですか？？わざとそうしていたりしていたらごめんなさい…！ (2020年2月19日 14時) (レス) id: 7ac7f90b4f (このIDを非表示/違反報告)
Machika@まっくる - 鈴星さん» 1話から見ていただけてるなんて…！感激です！頑張りますね！(`∀´d (2019年12月21日 10時) (レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
鈴星 - 1話から見させて貰ってます！頑張ってください！ (2019年12月20日 20時) (レス) id: 7dc0e7e3e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まっくる | 作成日時：2019年12月11日 17時
