Part26 マドンナはマフィア！？

別の未来 ページ2

了平「だが、この世にもしもなんて事はいろいろあるぞ」








貴方「はい

だから無数の枝分かれをして無数のパラレルワールドが存在すると考えられるの」








綱吉「え！？」





了平「何と！？」








バジル「無数のパラレルワールド…」





10ディーノ「途方もない話だな」








正一「そこで僕はきっと自分がミュージシャンになっている未来のパラレルワールドがあるはずだと思ってもう一度10年後に行こうと決めたんだ」








綱吉「え！？

でもどうやったらミュージシャンになれる未来なんて？」








正一「…学校の教科書を全部燃やして

進路指導表に『ミュージシャンにならなきゃ死んでやる』って書いたんだよ」








綱吉「え！？(正一くんって意外と過激…(汗)」





貴方「何て斬新な…(汗」








正一「そしてまたタイムトラベルをした


確かに僕の未来は1回目と違っていたよ

今度行き着いた10年後の僕の居場所は外国の町外れの寂れた飲み屋だったんだ


どうやら未来の僕はミュージシャンとしてそこで演奏をして働いていたみたいなんだけど…


お金のトラブルを抱えてたみたいでギャングに追われていたんだ」








綱吉「え！？」





バジル「そんな…」








正一「おかしいだろ？

僕はミュージシャンに向いていなかったみたいだ


一目散にそこから飛び出して人通りの多い大通りに出た所で運命の悪戯なのか…

またあの男にぶつかってしまった


そう 白蘭さんだ…」








貴方「！未来が変わっても出会うなんて…」








綱吉「白蘭が！？」





正一「あぁ」








リボーン「……」








正一「それだけじゃないんだ

その世界で白蘭さんと僕は初対面だった


けど白蘭さんは何かを感じ取って僕を引き留めたんだ

その時、白蘭さんが苦しみ始めた


そして急に話始めたんだ

僕とあった世界 大学

そして僕の名前を…


僕は気味が悪くなって逃げ出した

気付いたら過去に戻っていたよ」

独裁者→←枝分かれ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す