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7話# ページ21

古時計「うう…本当は分かってたさ。時計が人間の家族になれるわけがない

いらなくなったら捨てられる。所詮、それだけの存在なんだって…」




あらら、、、まぁ、それが人間ですよ。仕方ないですよね。だとか考えていると、ある人影があった。




?「それは違う!」




まったく知らない人だった。というか怨霊見えるのね、あなた。




古時計「ひ、ひでおさん!?」

「「「ええ!?」」」

誠一「僕は、息子の誠一だよ」


古時計「誠一君…?」




彼はひでおさんの息子、誠一さんだと言う。




誠一「まさか、本当に時計に命が宿っていたなんてね」


フブキ「息子さんが、どうして……」



誠一「知り合いに、時計の修理をやっている人がいて、ここの事を教えてくれたんだ。
ようやく見つけたよ」



古時計「今更なんだよ…!」



誠一「時計を…父さんが君を手放したのは、余命宣告を受けたからなんだ」


古時計「余命宣告……?」




古時計さんは、驚いた表情で誠一さんを見た。




誠一「入院が決まり、もう家に戻れないことを悟った父さんは、家に残されてしまう君を学校へと寄付することとなった



だけど…お気に入りだった君を手放すのがつらくて、悲しくて、最期の言葉をかけてやれなかったんだ



父さんはずっと悔やんでた。それで、僕は伝言を頼まれたんだ」








"時計を見つけてこう伝えてくれ。『これまでわしと一緒にいてくれてありがとう。お前は苦しい時も嬉しい時もずっとそばにいてくれた。わしの大事な家族だ…』"

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(名前)(プロフ) - 間違えました6話です (2023年1月15日 9時) (レス) @page7 id: 04b2d3ba5f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - あの、5話が無いんですけど… (2023年1月15日 9時) (レス) @page6 id: 04b2d3ba5f (このIDを非表示/違反報告)
なにわのところてん(プロフ) - マナさん» 直します。 (2021年12月30日 17時) (レス) id: 16e6f8fdb8 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 二作品目の感想が書けないのですが…… (2021年12月30日 16時) (レス) id: ccdfacfdab (このIDを非表示/違反報告)
なにわのところてん(プロフ) - くらもちさん» うれしい、、、 (´;ω;`)ありがとうございます! (2021年12月30日 8時) (レス) id: 16e6f8fdb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なにわのところてん | 作成日時:2021年12月27日 23時

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