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やふへゐside
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特に用もないTwitterを流し読みしていると、毛布にくるめられた隣からくぐもった声が聞こえた。
「起きた?」
『…やふくん…?…わたし、ここでねた…?』
向こう側を向いて寝ていたので寝顔は見れなかったけど、寝起きのいかにも状況把握できてません、っていう顔が見れたからプラマイゼロ。むしろプラス過ぎる。
「うん。水琴ちゃん、あの後苦しそうだったから俺らで寝部屋運んだよ
朝から具合、悪かったでしょ」
『…あちゃぁ…バレてたかぁ…ごめんねぇ、、手間かけさせて…』
ちょっとキツめに問えば、申し訳なさそうに笑うからどうもこちらが罪悪感を覚える
「水琴ちゃん、俺らってそんなに頼りない?
女の子一人気遣いできないようなアホばっかじゃないからさ、いや、アホばっかだけど」
失礼して温くなった冷えピタを剥がす
「大丈夫だよ。俺ら、ミクロレベルでも迷惑なんて思わないから」
新しい冷えピタを貼り付けると『ぁぅふっ』なんて声にならない声を出す
「分かった?」
『、ん。ごめんね』
「違うでしょ?」
『んん、ありがと』
「いえいえ」
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こつん、と小突けば素直に返事をした
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名無し22819号(プロフ) - あぁ!そういう事ですね!すみません…これからも楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年10月18日 17時) (レス) id: 422de7f24a (このIDを非表示/違反報告)
umeko(プロフ) - 名無し22819号さん» コメントありがとうございます。申し訳ございません、ただいま準備中です!!もうしばしお待ちください!!! (2019年10月18日 15時) (レス) id: f4f2cf6953 (このIDを非表示/違反報告)
名無し22819号(プロフ) - 作品の続きを読みたいのですが、パスワードが掛かってて読めません…どうすればいいですか? (2019年10月18日 15時) (レス) id: 422de7f24a (このIDを非表示/違反報告)
umeko(プロフ) - ろりぃさん» コメントいただきありがとうございます。更新頻度が落ちていますが気長に待っていただけるとありがたいです、頑張ります! (2019年10月17日 10時) (レス) id: f4f2cf6953 (このIDを非表示/違反報告)
ろりぃ(プロフ) - お話の展開が面白いです!更新楽しみにしています! (2019年10月15日 15時) (レス) id: b196cd5c23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:umeko | 作成日時:2019年9月9日 16時