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sha視点
Aとシッマが朝ご飯を食べ終わると、Aや大先生、ショッピくん、チーノ、ロボロとは別行動で俺はシッマとゾムの三人で一緒に近所の公園に来た。
zm「あー、身体動かすの久しぶりやわぁ」
sha「いやほんまにな」
kn「今日の朝、ロボロに『規則正しい生活を送れよ！？まずは早起きから！』って怒られたわ」
sha「うわ、まじか。ロボロに捕まると面倒やから、俺も言われんうちにちゃんとやっとこ…」
どうでも良い雑談をしながら、まずは公園をランニングすることにした。
俺たちが走ってると、見慣れた顔を見かけた。
zm「おーい、ロボロやん！何してんの？」
ロボロはゾムが声を掛けたのに気付いてへんのか、ロボロは手に機械を持ちながら辺りをキョロキョロと見渡すとすぐに公園を出て行ってしもた。
zm「あ、ロボロ行ってしもたわ」
kn「あれは俺らに全く気付いとらんかったな」
あとで家に帰ったら、ロボロに何で気付かんかったんか問い詰めたろ。
またランニングを再開すると、足元にサッカーボールが転がって来た。
俺はサッカーボールの持ち主にボールを蹴り返してやると、しっかり足でボールを受け止めると「ありがとうございました！」と去って行った。
「お兄ちゃん、サッカー出来るの…？」と、今のやりとりの一部始終を見ていた少年が声を掛けて来た。
sha「俺より隣におる金髪の兄ちゃんの方が、上手やと思うで」
kn「それ、俺のこと言ってんのか？」
zm「金髪って言ったら、どう見てもシッマしかおらんやろ」
「本当！？お兄ちゃん、一緒にサッカーやろう！」と少年はシッマに頭を下げた。
kn「…ええけど、人はおるんか？」
「遅刻して人数が揃ってなくて…だから代わりに参加して欲しいんだ」と少年は答えた。
kn「しゃーないなぁ、ちょっとだけやで」
シッマはそう言うと、サッカーをしている少年たちの輪の中に入って行った。
kn「ゾムとシャオロンも来てやって！」
zm「なぁ、もしかして俺らもサッカーする感じ？」
sha「はいはい、行きますよ〜」
このあと日が暮れるまで、少年たちとサッカーをして遊んだ。
服をどろどろに汚してしもたから、Aに怒られるかもしれんな。
「“また”遊ぼうね、お兄ちゃんたち！」と言って、少年たちは満足そうに帰って行ってしもた。
こうやってA以外の人たちと交流をするのも新鮮で、たまには良いかもしれん。
でも、少年たちが言う“また”は来るんやろうか。
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