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rbr視点
Aさんから髪の毛を乾かして貰うのは、正直言うと心臓に悪すぎた。
俺からしたらまるで夢のようなイベントが終わると、俺たちはAさんからそろそろ寝るようにと言われた。
kn「ロボロの分の布団運ぶんやろ？手伝うわ」
「有難うございます、コネシマさん」
sha「じゃあ、俺は自分の分の布団運ぶわ。A、どこに運んだらええ？」
「シャオさんたちが使っている部屋の向かいにある部屋に運んでもらっても良いですか？」
「向かいの部屋な、分かったわ」とシャオロンが答えると、シャオロンはすぐにリビングを出て行ってしもた。
ut「じゃあ、手持ち無沙汰な僕らもそろそろ解散しよか」
shp「そうですね、
zm「ほな、おやすみ！」
ci「皆さん、おやすみなさい〜」
そう言って、大先生、ゾム、ショッピくん、チーノの四人もシャオロンに続いてそそくさと出ていった。
Aさんとコネシマと俺の三人で取り残された俺たちは、布団が片付けられている所に向かった。
Aさんが布団を押し入れから取り出そうとするのと同時に、コネシマが布団に手を伸ばしてAさんとコネシマの手が一瞬触れた。
「ごめんなさい、コネシマさん…！」
kn「いや、俺こそスマン…！」
なんやこの甘ったるい空気は。
もしかして俺、居らん方が良かったんとちゃうか？
ショッピくんがさっき言っとった、『邪魔者はさっさと退散しましょ』の言葉の意味をやっと理解した。
kn「俺とロボロで運ぶからAは持たんでええよ。ロボロはこれ持って」
俺はコネシマから布団と枕を受け取った。
「ロボロさんはこの部屋を使って下さいね」と言って、Aさんが俺とシャオロンが使う部屋に案内をしてくれた。
rbr「ありがとうな、Aさん」
kn「A、おやすみ」
Aさんは「おやすみなさい」と言うと、自室に向かって行った。
コネシマと一緒に部屋に入ると、シャオロンが待っとった。
sha「ロボロ、お前はこっちな」
部屋の中は真ん中で境界線を引かれ二つに分けられてて、シャオロンの指定した場所に布団を敷く。
コネシマは布団を敷くなり、さっさと大先生との部屋に戻ってしもた。
「ロボロ、電気消すでー」とシャオロンが言うと、返事を待たずに電気を消された。
それにしてもあのコネシマが恋なぁ…。お互い住んでる世界が違うし難儀しそうや、と俺は溜息を吐いた。
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