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ロボロさんが私の後に続くような形で一緒に家の中に入った。玄関の開いた音に気付いたのか、コネシマさんたちがドタバタと足音を立てながら出迎えに来てくれた。夜も遅いのにずっと待っていてくれたのだろうか。
kn「A、おかえり」
sha「A、おかえり！遅かったやん」
zm「帰りが遅くなるなら迎えに行くって言ったのに…」
「えっと…残業だったのは変わり無いんですけど、実は帰り道でロボロさんと会ったんですよ」と言うと、私の背後に隠れていたロボロさんがひょっこりと顔を出した。
kn「ん、ロボロ？どこにおるん？」
rbr「ここや！ここ！！！」
ut「なんか今、声せんかった？」
shp「大先生、気のせいとちゃいます？」
「ここやって！！お前ら絶対わざとやろ！！」とロボロさんが主張の声を上げる。
ci「あ、そこにいたんですかロボロさん」
zm「ロボロ小さすぎて気付かんかったわ〜」
rbr「それはもうさっきAさんとやったんよ！」
ロボロさんを身長で弄るのはどうやら定番のネタのようだ。
ut「うわっ、ロボロやん」
shp「ロボロさん、ちっす」
「大先生、うわってなんやねん！」と言いながら、ロボロさんは鬱さんに不服気に言う。
shp「ロボロさんがこっちに来たってことは、もしかしてW国に帰れる方法が見つかったんですか？」
ショッピくんの一言によって、皆の視線は一気にロボロさんに注がれた。
rbr「ショッピくん、チーノ、シャオロンの三人分のデータ解析が進んで見つかったんや。せやけど、まだ準備段階やから詳しいことはまだ言えへんなぁ。準備が出来たらトントンが迎えに来てくれる手筈になっとる」
ut「ふーん、じゃあロボロはこっち側で調整する感じか」
「そう言うことや。まぁ、時間は掛かると思うけどな」とロボロさんが言う。それでも大きな手掛かりなのは間違いない、一歩どころか百歩前進だ。
sha「ロボロがこっちに来たし、弄りがいがあるわ〜」
rbr「なんでやねん！シャオロン、弄るなや！」
kn「うっさいぞ、ロボロ！！！野宿させるで！！！！！」
rbr「五月蝿いのはお前じゃい！！！！！」
二人とも声量が大きすぎる。一体、どこからそんな声が出ているのだろうか。
「コネシマさんとロボロさん、近所迷惑になってしまうのでもう少し声のボリュームを下げてください」
私がコネシマさんとロボロさんに注意をすると、二人は声を揃えて「すまん」と謝り静かになった。
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