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「うーん…。ショッピくん、皆には絶対に言わないでくれる？」
shp「勿論です。絶対、誰にも言いませんよ」
「本当に本当？特にコネシマさんには言わないで欲しいんだけど…」
shp「コネシマさん？まぁ、Aさんがそう言うなら言いませんけど」
ショッピくんに言うか少し迷ったけれど、思い切ってショッピくんにコネシマさんへの想いを打ち明けてみた。
「私、コネシマさんのことが好きなの」
ショッピくんはいつも眠そうにしている目を見開いて、とても驚いた表情をしていた。対する私は気恥しくて仕方ない。
shp「えっ、あのコネシマさんですか！？まさか別人のコネシマさんとかじゃないですよね？」
「もちろん、ショッピくんが良く知るあのコネシマさんだよ…」
もしこの世に、別のコネシマさんが存在しているのなら私に教えて欲しい。
shp「あの…色恋沙汰の話は、俺よりも大先生が適任やと思うんですけど…」
別にショッピくんに、恋愛相談するつもりじゃなかったんだけどな…。
「いきなりこんなこと言われたら普通は驚くよね。ごめん、ショッピくん」と、眉を下げながら私は笑った。
shp「俺から見たら、コネシマさんもAさんに少し気があると思いますけどね。コネシマさん、女の人が嫌いなんで」
コネシマさんって女の人苦手だったんだ。今までコネシマさんに対して、してきたことに申し訳ない気持ちになった。
「だから初めてコネシマさんとAさんが仲良さそうなのを見て内心驚いたんですよ」と、ショッピくんは続けて言う。
shp「Aさん、コネシマさんに告白はしないんですか？」
「私はコネシマさんに言うつもりはないよ。変なこと言って、コネシマさんを困らせたくは無いからね」と、私が返すとショッピくんは残念そうな表情を浮かべた。
コネシマさんとはいずれ別れる日が訪れる。コネシマさんのことが好きだと言うことを、コネシマさんに伝えるつもりは一切ない。
これ以上、コネシマさんを困らせたくは無い。
shp「とりあえず、Aさん。今日はたくさん寝て、ゆっくり休んで早く元気になって下さいね」
ショッピくんに再びベッドの中に押し込められてしまった。
「…うん、おやすみ。ショッピくん」
shp「おやすみなさい、Aさん」
ショッピくんは部屋の明かりを消すと、静かに部屋を出て行った。
私は薬を飲んだせいか眠気に襲われ、もう一度眠りの世界に落ちてしまった。
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