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kn視点
朝、目が覚めると相部屋の大先生とシャオロンを叩き起してリビングに向かった。
ut「はー、ねむ…」
sha「シッマ起きるの早すぎやろ…」
いつもならもう起きてるAは、珍しくまだ寝とるみたいでショッピくんとゾムは先に起きとった。…チーノも寝とるみたいや。
ゾムはAの代わりに朝メシを作ってくれていて、俺とシャオロンはテレビを見ながらメシが出来るのを待つ。
「おはようございます〜！…って、俺また最後やん！」と言いながらチーノが起きてきた。
shp「おはよ、チーノ」
kn「今日はお前が最後ちゃうでチーノ」
ci「まだAさん寝てるんですか？珍しいですね」
ut「Aちゃん、遅いなぁ。今日は休みらしいし疲れて寝てるんやろうか」
kn「昨日帰って来るの遅かったからなぁ」
いつもやったら誰よりも早く起きてるAが、昼になってもなかなか起きてこん。
sha「A、もしかして倒れてたりせんやんな？」
zm「そんな縁起の悪いこと言わんといてや、シャオロン」
全員でAの身に何かあったのかと心配をしてると、ショッピくんが「俺、ちょっと様子見てきます」とAの部屋へ向かって行った。
しばらくすると、ショッピくんが大きな音を立ててリビングに戻ってくるなり「Aさん、熱があるみたいです」と言った。
ut「え、Aちゃん熱あんの！？」
昨日の夜はそんな様子は全然無かったのに。やっぱり仕事を無理して続けてるせいで、体調崩してたんやろか。それとも俺が余計なことを言ってしもたからやろうか。
sha「Aは大丈夫なんか？」
shp「熱が下がるまでしばらく安静ですね」
zm「じゃあ、俺は消化に良いもの作るわ！」
sha「ゾム、手伝うわ！」
「いや、シャオロンは頼むからキッチンに寄らんといて…。家が燃えるから」とゾムが眉間に皺を寄せながら言った。
shp「じゃあ、俺がゾムさん手伝います。シャオロンさん、大先生、チーノ。棚に救急箱があるらしいから探して下さい」
「分かった」とゾムの手伝いを阻止されたシャオロンが返すと、シャオロンたちは救急箱を探し始めた。
kn「俺は氷枕と冷却シート出すわ」
俺は冷蔵庫と冷凍庫を漁ると、氷枕と冷却シートをすぐに見つけた。
ut「救急箱見つけたで！」
kn「俺も見つけたで」
shp「じゃあ、俺もう一回Aさんのところに行ってきますね」
ショッピくんは必要な物を一通り揃えると、またAの部屋へ戻って行ってしもた。
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