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コネシマさんがお風呂から上がって来たので、シャオさんをお風呂場に案内することにした。
「シャオさん、お風呂に案内しますね」
sha「待ってました〜！」
シャオさんに簡単にお風呂の使い方を教え、着替えとタオルを渡して私はリビングに戻った。
zm「A、明日からまた仕事なん？」
「はい。仕事なので、またしばらく留守をお任せします」
ci「いつも忙しそうですね」
shp「お疲れ様です」
あのクソ上司が定時に仕事を押し付けて来なければ、早く帰れるんだけどなと、心の中で悪態をつく。
zm「A！明日から、こいつらの分の飯は俺が作るから任せて！」
「ゾムさん、良いんですか！？ありがとうございます！」
朝からこの人数分の三食用意するのは結構大変なので、ゾムさんの申し出はとても有難い。
思わずゾムさんの優しさに心の中で拝んでしまう。
kn「Aー！髪の毛乾かして！」
「はーい」とコネシマさんに返事をすると、ドライヤーでコネシマさんの髪を乾かし始める。もうすっかりこのやり取りにも慣れてしまった。
「コネシマさん、W国に戻れたらちゃんと自分で髪を乾かしてくださいね」
kn「うん、努力するわ…」
歯切れの悪い返事がコネシマさんから返ってくる。これはやっぱり自分で乾かす気は無いだろうな。
コネシマさんの髪を乾かし終えると、シャオさんがお風呂から上がって来てリビングへと戻ってきた。
sha「お風呂めっちゃ良かったわ〜。A、さっきショッピくんにしてたやつやってくれへん？」
「良いですよ。シャオさん、前にどうぞ座ってください」と私はシャオさんに目の前に座って貰う。
「シャオさんの髪、凄くサラサラですね。羨ましいです」
「そうか？Aの方がサラサラやと思うけどな」とシャオさんが言いながら、私の髪を指先でくるくると巻いて弄り始める。
「シャオちゃん、皆の前でイチャつかんといてください〜！」と鬱さんが言いながら、鬱さんたちが、私とシャオさんの間に割って入ってくる。
「鬱さんたちも後で乾かしてあげますから、ね？」
ut「まぁ、Aちゃんがそこまで言うなら…」
sha「大先生、ちょろすぎやろ」
鼻で笑うシャオさんに、「シャオチャン…」と鬱さんが詰め寄る。どこからそんな声が出ているのだろうか。
sha「きっしょ！頼むからそれ止めてくれや！」
シャオさんの本気で嫌そうな声と、皆の笑い声がリビングに響き渡った。
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