【シャドウサイド】続章〜4〜妖魔界と鬼族

185☆ワープ ページ35

「んで、ウィスパー！うんがいきょうのメダルと、一番最初の時のウォッチを！」

「はいっでウィス！」



ウィスパーは素早くピカピカのウォッチを取り出した。

ケータはウォッチを受け取り、驚いた表情をした。

｢こんなにピカピカ……！めちゃくちゃ保存良いじゃん！｣

妖怪達も頷く。


｢もちろんでウィス！わたくしがちゃんとペロペロしてお掃除しておりましたでウィスから！｣




胸を張って言い切るウィスパーと、その他の間にかまいたちのような風が吹き抜けた。



「ま、召喚！俺の友達、出てこいうんがいきょう！妖怪メダル、セットオン！」


気にしていないのか？と周りはどよめいたものの出てきたうんがいきょうに、素早く事情を話した。

すると、すぐさまうんがいきょうの表面が輝きだした。


｢よし、じゃあ女郎蜘蛛(30年前)倒しにいくぞー！｣


｢｢｢おー！｣｣｣


うんがいきょうは全員を中に入れて、静かに妖魔界から姿を消した。

そして、あの広場へ向かった。





ケータは自分が知っている女郎蜘蛛、を倒すことなど余裕だと、ケータ以外の皆は妖怪マスターが居れば万事解決だと思っていた。

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