153☆刻一刻 ページ3
家について、郵便受けを見てから私、洞潔は家のドアを開けた。
倒れてから、おそらく二時間くらい時間がたっている。
かなり長い間眠ってしまったんだろう。
まだ体のあちこちが痛んでいた。
「おかえりなさーい!って洞潔さん、どうしたんですか!?」
リビングに入ると台所にいたフクロウが駆け付けてくれた。
「いや、大した傷ではない」
「大した傷ですよ!えっととりあえず絆創膏?」
「・・・絆創膏は小さすぎるんじゃないか?」
私は鞄をおろして近くの椅子に座る。
右肩に鈍いような痛みが走った。
「とりあえず、包帯持って来ました」
上の服を脱いでフクロウが持ってきてくれた包帯を右肩に巻いた。
包帯を巻き終わり、服を手に取った時だった。
不意に体が宙に浮かんだ気がした。
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひか(プロフ) - にゃんこさん» わ、コメントありがとうございます!!ケースケ君の前世、私も本当気になります!犬種とか!(そこじゃない)あと、あの朱夏様がエサあげたり、散歩させたりしている姿がちらついて……尊い。そうだ、にゃんこさんの作品も、読ませて頂いています!ケース犬……。 (2023年3月13日 12時) (レス) id: 5008a64787 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - ケースケくんの前世がほしい...(シャドサの亡霊)...あ、すいませんでした。面白かったです!! (2023年3月7日 17時) (レス) @page24 id: 3e9c7f1354 (このIDを非表示/違反報告)
T - こちらこそ!(*´∇`)面白い作品なので何回でも読めます! (2021年6月6日 11時) (レス) id: cc98960b0b (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Tさん» ありがとうございます!久しぶりのコメントだったのでメチャクチャ嬉しいです! (2021年6月5日 17時) (レス) id: 5008a64787 (このIDを非表示/違反報告)
T - 読んでてとても面白いです! (2021年6月5日 17時) (レス) id: cc98960b0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひか | 作成日時:2021年3月2日 18時