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蘭「で、でもなんで浜野さんが!?どうして殺されなきゃいけないの?」

業「理由はまだわからないけど…今オレにわかるのは、死因が絞殺で…誰かが細い糸のような物で浜野さんの首を絞めて殺し、なんらかの方法でここへ運んできたってことだけ。」

コナン「それも、このロッジの近辺にいる誰かがね…」

「…っ…じゃあこの中に犯人が…?」

須鎌「容疑者ならもう1人いますよ…その人があらかじめここへ来てどこかに潜んでいたということも十分考えられると思いますけど…」

黒田「誰よ?その人って…」

須鎌「もう忘れたんですか?今夜このロッジに来る予定だったあなた方『奇術愛好家連盟』のメンバーの1人…影法師さんですよ…」


その言葉を聞いた途端、田中さんが帰ると言い出した。しかし、それは新一によって止められてしまう。


コナン「帰れないよ…ここへ来るための吊り橋は誰かに燃やされちゃったよ、ボクがここに戻ってくる時にね…」

「待って、ここから出る方法ってその橋だけだよね?」

業「そうだね。…電話線を切ったのも、携帯の電波が切られてるのも恐らくその犯人の仕業。」

土井塔「つまり僕達は犯人によって…外界と完全に隔離されたってわけさ…」



**



園子「私のせいかなぁ…だって、浜野さんを宴会部長に選んだの私だもん…」

業「気にすることはないよ、園子ちゃんは目隠しをされてランダムにカードを選び印をつけただけじゃん?」

土井塔「宝くじに外れたからといって数字の的に矢を放った人を誰も恨んだりしないだろ?それと同じだよ…。君はただ、浜野さんの手品の助手を演じただけだ、君が思い悩む理由はどこにもない、だろ?」

園子「は、はい…!」



蘭「…コナンくん、ここで待ってても平気なの?」

コナン「大丈夫!橋が焼け落ちた時、小五郎のおじさん向こう側で言ってたもん!『すぐに警察を呼んでやるからロッジでじっとしてろ』って…」




「…」


不安ではないと言ったら嘘になる。いくらあの教室を出ているとはいえ、他の人まで殺意から守れるかって言われたら答えはノーだ。

なんて悶々と思っていたら、業が隣に来た。


業「…殺人を止めることは難しくてもさ、次が起きるより前に犯人を見つけることはできるかもよ?」

「え?」

業「Aの弟は優秀な探偵だしね…オレらだって協力することくらいはできるかもよ?」

「…うん!」



業は不安な時、いつも欲しい言葉をくれる。
さて、今から弟の探偵助手でもやりますか!

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ミリ(プロフ) - とっても面白かったです!続きがとっても気になります!更新楽しみにしています! (2023年3月24日 16時) (レス) @page20 id: 2578b094fe (このIDを非表示/違反報告)
らな☆(プロフ) - すごく面白いです!無理しない程度で更新頑張ってください💪待ってます! (2021年12月1日 17時) (レス) id: 2533edafba (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです! (2019年7月19日 1時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
佑奈(プロフ) - ヒナさん» 同じ方いらっしゃって嬉しいです!頑張ります! (2019年7月16日 8時) (レス) id: efa29cc3f4 (このIDを非表示/違反報告)
佑奈(プロフ) - いのりさん» ありがとうございます!頑張りますね〜! (2019年7月16日 8時) (レス) id: efa29cc3f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佑奈 | 作成日時:2019年7月12日 8時

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