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紫耀が言っている言葉の意味が分からない…
「…え？
ごめん、もう一回…」
私が、紫耀にそう言うと、紫耀は私の事を見つめたまま
紫耀「…別れよう」
と、小さい声で言った
…なんで？
何か関係が悪くなるようなことしたっけ…？
してないはずだし…
うまくいってたはずなのに…
「何で？？」
私が、心の中でずっと考えていたことが、声に出てしまった
すると、紫耀が下を向いた
と思ったら、急に私の方を見てから、立ち上がった
紫耀は、私の事を見下しながら
紫耀「俺の言うことが聞けないんだったら
さっさと出てけ
もう、一生俺の前に現れんな」
と、言って、私のことを睨みつけた
なんでこうなってるのか知らないけど、
もう紫耀のそんな顔を見たくなかったから
急いで病室から出た
最寄り駅まで歩いているうちに、涙がぽろぽろと落ちてきた…
『もう、一生俺の前に現れんな』
この言葉が、ずっとリピートされる
その言葉を言う時の紫耀の目は、
なぜか、とても震えていて、儚げだった――
電車をたくさん乗り継ぎして、やっと紫耀のマンションの前に着いたけど…
紫耀には、あんなこと言われたから、家に帰るなんてできない
これからどうしよう…
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作者名：マロン x他1人 | 作成日時：2019年10月13日 2時
