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第40話 ページ10

貴「精神と感情の精霊よ…汝が王に力を集わせ、地上を覆う大いなる幻覚を…」

黒い蝶が集まってくる

貴「極大魔法、ガプア・ブラッディ」

その蝶達が巨大な1羽の蝶になり

私を包み消える

シン「極大魔法、バララーク・インケラードサイカ!!」

シンドバッド王が放った

極大魔法は私を貫いたが

貴「ふふっ…この程度ですか?」

シンドバッド王の腹部に激痛が走る

そこは私を貫いたのと同じ場所

シン「!…いったいどうなっているんだ?」

そこからは血が溢れ出してきた

私は自身の貫かれた場所を撫でる

貴「ガプア・ブラッディーは私自身を幻覚にする技、貴方の攻撃は私には当たらない。しかも…」

ふわっとシンドバッド王の傍まで移動して

シンドバッド王の傷に手を添える

貴「受けた攻撃は攻撃して来た人にそのまま、お返しします。」

添えた場所に蝶を集め傷を癒す

シン「凄い力だ…」

元通りになった場所を見て呟く

貴「これでもう、終りにしましょう?」

極大魔法まで使ったので疲れてしまった

魔装をとき地に足をつける

シン「やはり貴方は魅力的で魅惑的だ。」

続けてシンドバッド王も降りてきた

貴「まだ言っていたのですね」

てくてくと屋敷まで戻りながら話す

シン「その力だけじゃない、貴方自身も欲しい。俺の元へ来てくれないか?」

立ち止まり私の両手を掴んできた

貴「ずっと思っていたのだけれど、その貴方って言うの辞めて頂けません?私はA。貴方や君と言う名前ではありませんわ」

手を振り払わず言うと

シン「じゃあ、A。俺の事もシンドバッド王ではなく、シンと呼んでくれ」

そう呼ばないと此処から動けなそうね

貴「わかったわ。シン」

私がそう呼ぶとシンは笑顔になった

シン「ではA、先程の質問の答えは?」

質問の答え?

貴「シンの元へは今は行けない。紅玉姉様を今は1人に出来ない…ごめんなさいね」

優しく掴まれていた手を解く

貴「今日はとても楽しかったわ。今度煌帝国にシンが来るのを楽しみにしておくわ」

屋敷に向かっていたが方向転換し

乗ってきた船の方を目指し歩き出す

シン「次は逃がさないからな」

耳に届いた声に返事をしないで歩く

今日は本当に楽しかった

シンドリアと言う国に

とても興味が湧いた日だった

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爾ャ亜(プロフ) - ホッピーさん» ご指摘ありがとうございます。1度間違えると全て間違ってしまうので教えて頂き感謝します (2015年10月26日 16時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
ホッピー - 楽しく読ませてもらってます。ですが、一つだけ訂正を。アキレウスではなく、アレキウスです。 (2015年10月26日 16時) (レス) id: 36d7c8025c (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 頭蓋骨アルバートさん» ありがとうございます!更新なかなかできないですが、頑張りますっ! (2014年11月16日 22時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
頭蓋骨アルバート - おもしろいです!まえまえから楽しまに読ませてもらっています!!主人公ちゃんの性格とか結構すきです!これからも頑張ってください! (2014年11月16日 22時) (レス) id: c37582f3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 骸爛髄さん» ありがとうございます(∩∀`*)キャッ頑張ります(*`ω´*) (2014年10月26日 11時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:爾ャ亜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年9月26日 11時

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