第60話 ページ30
2ヶ月の留学も今日で終わり
明日には煌帝国へ帰る私の為に
シェヘラザード様が盛大な宴を開いてくれた
煌帝国とは違い寝ながら食事をしたりしている
それが普通なのかしら?
シェ「A、貴方の為の宴よ?どうしてそんなに浮かない顔をしているの?」
後ろを振り向くとシェヘラザード様とムー様
貴「…少し、レームをたつことが寂しくなりました。2ヶ月の間しか此処に居なかったのに」
この国の暖かさが優しすぎたせい
ムー「レームが恋しくなったら直ぐに帰ってくればいい。私達は何時でも歓迎する…勿論その時は本気で貴方を俺の者にする」
最後の言葉は私の耳元で呟く
シェ「ムーの言う通りよ。貴方はもう私達の大切な存在だもの」
微笑みながら頭を撫でてくれる
ミュ「僕もAだったら兄さんのお嫁さんになるのは大歓迎なのだ。」
駆け寄って来て大胆な発言を
してくるミュロンに少し笑ってしまった
ティ「A!ちょっと付いて来てくれ」
不意に手を握られテラスまで移動する
貴「どうしたの?急に」
こちらを向いてくれないティトス
急に振り返ったと思ったら両肩を掴まれる
ティ「まだレームにいてもいいんだぞっ…」
とっても悲しそうな顔で言われる
ティ「まだ全然Aの話、聞いてない。」
ぎゅと肩を掴む手に力を込められる
貴「ティトス…」
ティ「僕は…Aの傍に居たいんだ。これからも、ずっと…」
肩に置かれていた手はいつの間にか
私を抱きしてるようになっていた
ティ「Aの傍に居たい。Aとずっと一緒に居たい。僕は…Aが__」
ムー「A!」
最後の言葉はムー様の声によって
かき消され私の耳には届かなかった
ティ「邪魔しないでくれないか」
キッとムー様を睨むティトス
ムー「それは出来ない」
きっぱり言い放ち笑顔を浮かべるムー様
ムー「Aを離してくれないか?」
そう言い私をティトスから離すけど
ティ「Aは渡さない。」
再度ティトスの腕の中に戻ってしまった
ムー様は私の腕を掴んで離さない
貴「ティトス、ムー様…」
無言で睨み合う2人
流石に怖い
そう思っていると
ミュ「何しているのだ?」
ミュロンが現れたので救出してもらい
宴が終わるまでミュロンと共にいた
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爾ャ亜(プロフ) - ホッピーさん» ご指摘ありがとうございます。1度間違えると全て間違ってしまうので教えて頂き感謝します (2015年10月26日 16時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
ホッピー - 楽しく読ませてもらってます。ですが、一つだけ訂正を。アキレウスではなく、アレキウスです。 (2015年10月26日 16時) (レス) id: 36d7c8025c (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 頭蓋骨アルバートさん» ありがとうございます!更新なかなかできないですが、頑張りますっ! (2014年11月16日 22時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
頭蓋骨アルバート - おもしろいです!まえまえから楽しまに読ませてもらっています!!主人公ちゃんの性格とか結構すきです!これからも頑張ってください! (2014年11月16日 22時) (レス) id: c37582f3b3 (このIDを非表示/違反報告)
ディウス(プロフ) - 骸爛髄さん» ありがとうございます(∩∀`*)キャッ頑張ります(*`ω´*) (2014年10月26日 11時) (レス) id: d2b2b534f2 (このIDを非表示/違反報告)
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