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You side



ら私たちはユンギがまだデビューする前に出会った
訳あって1日だけ防弾少年団のメイクを担当したときだ





YG「あの、大丈夫ですか? 手、震えてますけど」






『す、すみません』






普段は練習ばかりで実践はその時が初めてだった私は緊張で震えていた
まさかアイドルのメイクをするなんて思ってもいなかった





YG「いや、別に謝って欲しかったわけではないので






失敗してもいいです





まだ時間もありますし」





〈失敗してもいいです〉




何気ないユンギの言葉にその時の私は救われた気がした





手は震えなくなったし、身も心も軽くなった
駆け出しの私にとってその言葉は大きかった






メイクの後「連絡教えてください」とユンギが声をかけてくれて
断る理由もない私は連絡先を交換した






たった一回メイクをしただけの私になんで連絡先を聞いたのかは今でもよくわからないけど
そんなことが気にならないほどに私はかれに好意を寄せていた






それから、食事に行ったり出かけたり
付き合う前のパターンを何度か繰り返して






YG「俺ら、付き合わないか?」






『……うん』






なんて感じで付き合いだした





ユンギの言葉は軽そうで重かった 幸せを感じた






でもユンギがデビューしてからは違った
忙しくなって前より一緒にいられる時間が減った





YG「もう、別れよう」




別れもあっさりしてた





『わかった』





お互いの気持ちがよくわからなかったし、その時はすでに一緒にいるほど好きでもなかったんだと思う






私は後悔していないし
ユンギも後悔してないんじゃないかな






こんな昔のこと引きずりたくないし
何より仕事に影響させたくない
できることなら普通に話せるような関係でいたいな

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設定タグ:BTS , ユンギ , ジミン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:おさとうとひよこ | 作成日時:2021年9月12日 23時

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