こんなときは ページ45
YJ side
穏やかだった水曜日の夕方も、いつのまにか変わってしまっている。
柔らかい夕日が差し込む中、部屋に響く鼻をすする音。
優しく抱き寄せてくれる、、それに身を委ねてしまっている私は本当に弱い人間だ。
WN「こんな日だってある、、、そう思えば楽にならないか？
＿＿＿＿＿俺は、全てが上手くいく方が怖いけど」
YJ「……オッパ…怒ってたね
ねぇ、、何でウォヌオッパは怒らないの？
なんで優しくするの……
怒鳴ってよ…もうやめろって言ってよ……
出来ないなら要らないって、、、
突き放してくれればいいのに」
自信の無い、か細い声は届いたのか、、それすらも届かないかもしれない。
私の言葉に何も返さず問いかけを無視するかのように私から離れていく。
パタンと扉が音を立て、そこからは何も聞こえなくなってしまった。
…………
ポツンと1人残されたリビング。
小一時間ほど経っただろうか…
心地よい風で優しく揺れ動くカーテンと、いつもの騒がしさから離れて心が空っぽになる。
溢れ出ていた涙も乾いてしまって、特有の気だるさが襲った。
ボムジュオッパ通話キャンセル
ボムジュオッパ分かってやれなくてごめんな
寝転びながら片手にスマホをとると、ロック画面に通知が表示されている。
申し訳なくて、みんなに謝りたくて心が張り裂けそうだった。
でも、こんなことを言わせて合わせる顔がない。
いっそ、みんなに嫌われたままここから消えてしまおうか。
ネガティブな状況ばかり頭に思い浮かぶこの瞬間が一番嫌いだ。
そんな時にいつも現れるのは、偶然なのか。
WN「…もしAが今ここにいなかったら俺は死ぬつもりだったんだけど」
実は俺まだ生きたかったんだよって鼻で笑っている。私には笑えない冗談だ。
WN「行こ」
YJ「…え？」
髪の毛を無理やり整えられ、グイグイと手を引っ張られる。
気づけば玄関を出て、いつもの道を歩かされていた。
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CARATN(プロフ) - じゅじゅさん» コメントありがとうございます！自己満にお付き合い頂き嬉しい限りです！マイペースすぎる更新ですがこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします^_^ (2019年4月18日 20時) (
レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅ - とっても面白くて一気読みしました！これからも応援してます！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: 9247b743d4 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！リクエスト承りました！気長にお待ちください。 (2019年1月23日 0時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はじめまして！リクエストなんですが、バーノンとの絡みが見たいです！！ (2019年1月20日 17時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました！！気長にお待ちください (2018年12月17日 2時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CARATN | 作成日時：2018年8月22日 18時
