男装生活とその日常について３ (ページ39)

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＿「スンチョルとシュアがいないとストッパーが居なくなるんじゃないの？」

JS「ミョンホが孤軍奮闘してたよね」

WZ「あ～あ、想像着くな……」

＿「ハオ……可哀想……」

SC「そもそも、オレ達二人じゃどうにもならないからお前ら二人を呼びに来たんだろ？」

JS「えっ、そうだったの？」

＿「シュアはどういうつもりでここに来たの？」

JS「……休憩？」

ストローを齧りながらAが笑う。

そもそもあの場で真っ先に匙を投げたのはAとウジだ。

＿「それにしてもよくハニが止めなかったね、女装」

WZ「あの人が一番被害被りそうなのにな」

JS「ジョンハナは『オレとAは意外性に欠けるから除外で』って最初に宣言して、無理やり納得させてたからね」

＿「瞬間的にハニの好感度が天井まで上がった」

WZ「意外性だけで言えばシュアヒョンも一抜けだろうし、オレらは……」

SC「オレ達は最後まで候補だろうな」

＿「ジフナは後が怖いから外しそうだけど、スンチョルはなぁ……」

JS「抜けて来ちゃったから選ばれそうだよね」

そう言うとスンチョルが「はあ」とため息を吐いて肩を落とした。

ポケットからスマホを取り出したウジが、操作を始めながら口を開く。

WZ「会議を混乱させよう」

＿「ジフナ余計なこと言うなよ」

WZ「いっそのこと、本格的にやったらいいじゃん」

ウジが「ハニヒョン、シュアヒョン、A、スングァナ……」と口に出しながら打ち込んでいく。

自分はともかく、他の三人が女の子の格好をするのは簡単に想像が出来る。
何とも言えないない感覚に陥ってしまい、自然と苦笑いが出てくる。

スマホを覗き込んだAが首を振った。

＿「事務所NGだよ、オレの女装は」

SC「オレだってそうだよ」

WZ「シュアヒョンは案外乗ってくれそうなんだよな」

＿「シュアは生粋のエンターテイナーだからね」

JS「うーん、僕はスンチョルとウジの女装が見たいな」

SC「地獄みたいな事言うなよ……」

WZ「オレは無いよ、ヒョンは頑張って」

SC「ジフナ……」

そんな事を話していると、ハニから「脱走兵を連れ戻して」と連絡が入る。

どうやら女装は無しになったらしい。

Aとジフナが「新しい企画何になるかな～」とまるで他人事のように笑うのを、スンチョルが「お前らも考えろ」と呆れながら笑った。

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