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KAY side
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ジョンハニヒョンと話したくて
屋上にきた。
嫌な思い出のまま
あれから1度もここには来ていなかった。
･
JH「…名前は…ケイ？」
「はい、ケイです。日本から来た
97lineです。」
JH「日本から？」
「はい」
JH「そうなんだ…」
･
胸あたりに名前が書かれた
17Tシャツをじっと見つめながら
話すジョンハニヒョン。
･
「ぼく、本当は心にしまっておく
つもりだったんですけど」
･
こんなこと話して
何になるかわからないけど
･
「僕、ここで今はいない練習生たちに
いじめられてて」
ジョンハニヒョンが
え…？と目線を僕の顔に向ける
「…でも、辞めようとは思わなかったです
ほかの練習生たちが、すっごく優しかったから」
･
韓国での初めての友達、ソクミン
初めて話しかけてくれたミンギュ
自主練に付き合ってくれるスニョイヒョン
たくさん世話をしてくれるスンチョリヒョン
僕がピンチのときに助けてくれた
ジフ二ヒョン、ウォヌヒョン、スングァン
いつも寄り添ってくれるジュ二ヒョンにジスヒョン。
明るく無邪気な笑顔でヒョンと呼んでくれる
ハンソルとチャン。
･
メンバー1人1人の顔が目に浮かぶ。
･
虐待されていた僕から
急に親がいなくなって
周りからは、大変だったねって
あんなひどい親のことは忘れようねって
虐待をされていたのは僕のせいだ
親は僕のためにしてくれてるのに。
僕を置いてどこかにいってしまうなら
暴力されるほうがずっとましだ。
そう思っていた僕にとって
そんなことをいう人たちが嫌いだった。
信用できなかった。
人間不信に陥っていた僕を
やさしく受け入れてくれた
アボジとメンバーには
本当に感謝しかない。
僕の居場所をつくってくれた
優しい人たちなんだ。
･
だからジョンハニヒョンも
わかってほしい。
ここは戦場なんかじゃない
あたたかい、家族だって
･
･
僕がみんなにされたように
僕もジョンハニヒョンを
優しく迎えてあげたかった。
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だんご(プロフ) - エイサシ48さん» コメントありがとうございます！ディエイシもう少しで練習生加入します！（笑）これからもよろしくお願いします！ (2019年6月16日 11時) (
レス) id: 22b276d96f (このIDを非表示/違反報告)
エイサシ48 - 今日この小説一気読みしました！メンバーの優しさがイケメンです、、。エイトが早くこないか楽しみにしています！ (2019年6月14日 20時) (レス) id: 9709de55c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だんご | 作成日時：2019年5月26日 21時
