青色に染まれ

我慢できなくて T.A ページ35

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「ぜったいだめ！」

『なんで！お願いAちゃん！』

「やだ！」




小学生みたいな言い合いを繰り広げること10分





『なんでよ！いいじゃん















お風呂ぐらい一緒に入らせて！』


「やだ！だめ！むり！」





何となくわかってる


Aちゃんが嫌がるのは単純に恥ずかしいからだ





でもそんなこと今さらだし

付き合い始めてからそれなりのこともしてるし






何をそんなに恥ずかしがるのさ




『なんでだめなの！』

「恥ずかしいから！」

『もう何回もしてるじゃん！』

「そ、それは、碧くんが、


とにかく！明るいとこで見るのは話が違う！」





明るいとこで、か


たしかにそれはそうだけど





『Aちゃんは綺麗だから大丈夫だって』


「そ、そんなこと言ってもだめ！」






絶対に首を縦に振らない彼女に



いつも渋々諦めてきたけど





今日は絶対譲らない


















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『Aちゃーん？入るよ？？』





一声かけて浴室のドアを開ける








「、、、」







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