58 ジュン ページ10
｢ジュナ?｣
ｼﾞｭﾝ｢ん?｣
｢ちょっと離して?｣
そう言うから少し離れた
そしたらAは急に立ち上がって部屋を出ていこうとする
ｽﾝﾁｮﾙ｢A?!｣
すぐにスンチョリヒョンが腕を掴んだけど離れた
え、なんで??
そのままAは玄関の方に走って行き、靴は履かずに手に持って外に飛び出した
何が起きたのかよく分からないけどとにかくAを追いかける
ｽﾝﾁｮﾙ｢ジュナ捕まえろ!!｣
ｼﾞｮﾝﾊﾝ｢ジュナ頼んだー!!｣
僕よりちょっと体力のないヒョン達が後ろからそう叫んでる
ﾎｼ｢ジュナそのまま行け!!俺こっちから行く!!｣
ｼﾞｭﾝ｢うん!!｣
グループの中で足の速いほうのAを追いかけるのは少し大変
ｼﾞｭﾝ｢はぁ、はぁ、A待って!!｣
角を曲がる時、少しスピードが落ちたところでなんとか捕まえることが出来た
｢はぁ、はぁ…っ、はぁ……｣
ﾎｼ｢はぁ、はぁ、A、どこ行くの｣
後から追いついたスニョンが建物の壁に手をついて息を整えるAに問いかけた
｢ぅ、はぁ、はぁ…っ……｣
けどAはスニョンの質問には答えず、そのまま壁に寄りかかりながらしゃがみ込んだ
ｼﾞｭﾝ｢A?苦しいの?｣
胸に手を当てながら下を向いて息を整えるから具合が悪いのかと思った
それにこの前一緒にコンビニに行った時の顔色の悪いAも頭に浮かんだ
｢はぁ、ちがっ｣
ｼﾞｭﾝ｢A、ゆっくり深呼吸しよう?また過呼吸になったら大変だよ｣
苦しむAを見たくなくて背中を撫でて落ち着かせる
｢はぁ、はぁ、ウォヌのとこに行くの!!｣
ﾎｼ｢それは明日…｣
｢行かなきゃ!!｣
ﾎｼ｢明日一緒に…｣
｢僕が一人でいる時、ウォヌはすぐに来てくれた!!ぼ、僕だって!!｣
ﾎｼ｢A?｣
｢行かないと!!ウォヌがいないと僕!!｣
ﾎｼ｢A!!｣
Aの両肩を掴んで目を合わせようとするスニョン
｢ウォヌに、謝らなきゃ…｣
スニョンと目が合ったかと思えば、弱々しくそう呟いたAが今にも消えそうだった
｢このままは嫌だ、苦しい…｣
ﾎｼ｢うん、明るくなったら一緒にウォヌのとこ行こう｣
｢今行く、今行きたいの…｣
ｼﾞｭﾝ｢ダメ、ウォヌはきっともう寝てるし、Aもちゃんと寝なきゃ｣
｢…やだ｣
ｼﾞｭﾝ｢A…｣
いつかホントに倒れちゃう
｢それなら事務所に行く…ジフンもいるから……｣
ﾎｼ｢分かった、事務所行こう｣
ｼﾞｭﾝ｢スニョア?!｣
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nana民(プロフ) - 続きが気になるー (7月9日 0時) (
レス) @page23 id: 52a3fcc53d (このIDを非表示/違反報告)
蓮夜 - 応援してます。続きがみたいです！ユンギさん大好き!!! (5月15日 21時) (レス) @page23 id: 574d664119 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - もう続きは書きませんか？ (2023年1月4日 0時) (レス) @page23 id: e96e6eb3a5 (このIDを非表示/違反報告)
寧子(プロフ) - 素敵な作品に巡り会ってめちゃくちゃ枕をぬらしながら読んでました…(T^T)この想いを伝えたいために言わせてください本当にありがとうございます…！(早口) (2022年9月20日 17時) (レス) @page23 id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - Riaさん» ありがとうございます！！主人公も大喜びです！！(万歳)＼(^o^)／ (2021年7月18日 0時) (レス) id: 695ff4d31c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さー
| 作成日時：2021年2月15日 3時
