僕は日本人 3

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身体が暑くて、ただただ兄ちゃんに嫌われたくなくて、日本に家族を置いて韓国に来てしまった罪悪感に押しつぶされそうでパニックだった

気づいたらジュニヒョンが僕を抱きしめてて少しだけ落ち着いたけど、ジュニヒョンがどこか行こうとするとすごく怖くなってしがみつくことしか出来なかった

自分が風邪をひいてるって気づいたのはグギヒョンが体温計を渡してきた時で、熱があるって分かった瞬間すごく身体がダルくなった

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「A、食べれる?」

今はこのロングの人…ジョンハニヒョン?、が僕に何か言ってる

手にゼリー持ってるから食べるか聞いてるのかな

てかこの人、僕のこと嫌いじゃないの?

怖いなぁ

弱ってる時だけ優しくしてくるとかだったらどうしよう

それに今は食欲がない

『…いらなぃ……』

小さく呟き僕はジュニヒョンの背中に顔をうずめた

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「あぁダメだ、拒否られた」

ｼﾞｽ「Aお腹すいてないの?」

何か言ってるけど分からないし頭が痛くて手に力が入る

ｼﾞｭﾝ「ん?」

それに気づいたのかジュニヒョンが自分のお腹にある僕の手を掴み僕から離れて向かい合わせになってきた

何言うのかな

僕がずっと近くにいるの嫌だったのかな

兄ちゃんにそっくりなジュニヒョンが何を言うのか少し怖くて涙目になる

『っ…』(･_･、)

ｼﾞｭﾝ「え?あ、泣かないで泣かないで」

『アンデ…?』(･_･、)

ｼﾞｭﾝ「う〜ん…うん、ゼリー食べないの?お腹すいてない?」

僕の顔を覗き込みながら話してくるけど何言ってるのか分からない

ｼﾞｭﾝ「あぁ『携帯:ゼリー食べないの?』」

「ぅん…」(･_･、)

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ジュナ、一口でも食べてって伝えて、じゃないと薬飲めない」

ｼﾞｭﾝ「は〜い『携帯:一口だけ食べよう?薬飲めないって』」

「ぅん…」(･_･、)

ｼﾞｭﾝ「うん、いい子〜可愛いね〜」

ニコニコしながら頭を撫でてくるジュニヒョンにゼリーを食べさせられ薬も飲まされた

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ジュナありがとう」

ｼﾞｭﾝ「いいえ〜」

あぁ…薬のせいかな、だんだん眠くなってきた

でもまた夢を見そうで怖いから寝たくない

(´-ω-｀)))ｺｯｸﾘｺｯｸﾘ

僕が睡魔と闘ってるとまたジョンハニヒョンが来た

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「A『携帯:眠いなら寝るか?』」

嫌だ…((´･︵･))ｩｩﾝ

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「『携帯:怖くないよ』大丈夫」

「大丈夫…?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん…よし、ちょうどいい『携帯:ヒョンと寝よう』」

え…?

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