僕は日本人 3

123 ジョンハン ページ24

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「やっぱりってなに?」

ﾃﾃ「あ〜それは…」

なんで言うのにためらってんだ?

ﾃﾃ「ん〜…Aたまに家族の夢見て泣いちゃうことあるんだ」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「家族の夢?」

ﾃﾃ「うん、会えないから…」

あぁそっか、家族は日本にいるのか

『僕一人で韓国に来ちゃったっ、兄ちゃん達置いて来ちゃった…!!』(´;ㅿ;｀)

テヒョナと電話してる間もずっと泣き続けてるA

ダンス以外で感情を表に出してるの初めて見た

完全に取り乱してる

ｽﾝﾁｮﾙ「A、大丈夫」

『んっ、うぅ…お願いっ、ゲホッ…お願いだから、嫌いにならないでっ…!!』(´;ㅿ;｀)

ｽﾝﾁｮﾙ「A…どうしたらいいんだ…?」

日本語で話すAに俺らはどうしたらいいのか分からない

ﾃﾃ「ハニ」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ん?」

ﾃﾃ「A今どんな感じ?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ジュナ分かる?」

ﾃﾃ「うん、この前Aが自分の兄と勘違いしたってグガから聞いた」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「そう、簡単に言ったらAがジュナにしがみついてる」

ﾃﾃ「ジュナはどうしてる?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「されるがままって感じ」

そう言い俺はテレビ電話にしてその光景を見せた

『ぅぁっ、ねぇ…僕も行くから、助けに行くからっ…!!』(´;ㅿ;｀)

ｼﾞｭﾝ「ヒョ、ヒョンどうしよう…!!」

ｽﾝﾁｮﾙ「Aダメ、そんなに掴んだらジュナが痛いだろ?」

『やだ、やだぁっ…!!うぅっ…離してっ、1人になっちゃう…!!』(´;ㅿ;｀)

必死にジュナの腕を掴むA

スンチョルが離そうとすると力を入れ抵抗する

ﾃﾃ「あ〜…ハニ」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ん?」

ﾃﾃ「とりあえずAを抱きしめて」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「は…?」

ﾃﾃ「ジュナがAを抱きしめて…多分A夢とゴチャゴチャになってる。ジュナが自分の兄と重なって見えてるからジュナが抱きしめたら少しは落ち着くかも」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「わ、分かった」

ﾃﾃ「僕も今から行く、地図送って」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「忙しいのにごめん、待ってる」

ﾃﾃ「はーい」

電話を切りテヒョナに地図を送る

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「ジュナ、Aを抱きしめてあげて、少しは落ち着くらしいから」

ｼﾞｭﾝ「えっ、僕が?」

ｼﾞｽ「テヒョナがそう言ってたの?」

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「うん、あと今から来るって、それまで様子見とこう」

『んっ、んぅっ…』(´;ㅿ;｀)

ｼﾞｭﾝ「大丈夫、大丈夫だよ〜」

ﾎｼ「な、なんか慣れてる…」

ｳｼﾞ「そりゃ歳の離れた弟いるからな」

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