僕は日本人 3

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ナムヒョンやグギヒョンは兄ちゃんじゃないって言うけど、まだどこかで兄ちゃんじゃないかって思ってる自分もいる

日本語で話しても分からないよって言ってたけど返してくれるかもしれない

だってホントにそっくりなんだもん

僕と同じ切れ目も身長もほぼ同じ、ホントにそっくり

『ねぇねぇ』( ˙-˙)ﾉﾞ

ｼﾞｭﾝ「へ?」

『こんにちは』( ˙-˙)

ｼﾞｭﾝ「え?コ、コンニチハ?」

『…』( ˙o˙)

返してくれた!!こんにちはって言った!!

兄ちゃん〜ﾝﾌﾌ

『どうやって韓国に来たの?パスポート持ってたの?』( ˙-˙)

ｸﾞｸ「え、ちょっ、A?」

ｼﾞｭﾝ「え?ん?ど、どうしよう…!!」

ｽﾝﾁｮﾙ「(4次元で振り回すあのジュンが今は…!!)」

『韓国語上手だね、いつ覚えたの?テヒョニヒョン達みたいにペラペラだ、僕なかなか覚えられないのに兄ちゃん凄いね』( ˙-˙)ﾉﾞ

ﾅﾑ『A?』

『あのね、僕ここに来る前お墓掃除したんだ〜、でもやっぱりあれは違う人のお墓なんだね、変だと思った〜アキトにも後で教えよ〜っと』( ˙-˙)

ﾅﾑ『A、違う、この人は兄ちゃんじゃないよ』

分かってるよ、この人が兄ちゃんじゃないこと

仕草が違うんだもん

でも凄く似てたから…

ずっと顔を見てないし声も聞いてなかったんだもん

僕の兄ちゃんと話したい!!って気持ちが強かったんだ

ｼﾞｭﾝ「ヒョ、ヒョン…(助けて)!!」

ｼﾞｽ「(僕日本語分からないし、見守っておこう)」

ｸﾞｸ「(身内だとこんなに違うの…?なんか、Aの兄ちゃんじゃないのに沢山話しかけられてるあの人が羨ましい…)」

ｽﾝﾁｮﾙ「(Aってこんなに話せるのか…)」

『そうだ兄ちゃん知ってる?僕達韓国人の親戚いたんだよ?日本の親戚とは違くて、お爺さんもお婆さんも凄く…良い人っ、でね…テヒョニヒョン…アイドルしてるんだって…すごくっ、カッコよくて…優しくてっ、僕と、日本語で、話してくれるのっ…会わせたかっ、たなぁ…』

もうダメだ、この人も困ってる

「ごめんなさい…」( ._.)

ｼﾞｭﾝ「え?なんで?」

ﾅﾑ『A』

『ナムヒョン…ごめんなさい、分かってたけど確かめたかったの』

ﾅﾑ『うん、いいよ、大丈夫?』

( ._.))ｳﾝ

『ヒョン、僕曲作りたい』

ﾅﾑ『分かった、待合室にいるから何かあったらおいで』

『ごめんなさい、ありがとう』

ﾅﾑ『謝らなくていいんだ、好きな事は好きなだけすればいい』

そう言うとナムヒョンは皆を連れて病室から出ていった

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