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SY「初めましてAちゃん」


「初めまして、ソユンさん。」


すごい美人でスタイルもいいし、身長も高く大人びているから多分大学生とかで



MG「オレいつもの。ヌナは?オレ出すから。」

SY「じゃあコーヒーにしょうかな?ホットで」

MG「すぐそうやってオレが飲めないからって…」

SY「いいじゃん、好きなんだもん」


「かしこまりました、じゃあ席まで持っていくので」

MG「センキュ」



肩に手をのせて、ホントお似合いだなって。

ふたりともモデルみたいで

羨ましい。

ミンギュ高校生に見えないもんねー

今日は平日だけど、私服に着替えてて大学生みたいな格好で

まだコーヒーが飲めない彼にはいつも色だけでも格好つけるなんて、彼女がいるときはココアを頼む

これで私がここでバイトしてから3人目。

共通点は全員年上。ヌナ好きの彼は私なんて妹ぐらいにしか見てないだろう



高校に上がり、腕の怪我で帰宅部になった私は放課後いつも一緒にミンギュと帰宅した

自分の親が共働きで、しかも朝方に帰り、昼間からの仕事が多いためミンギュの家で夕飯をいただいてるから

部活がなくても結構充実してて、ミンギュといるのが楽しかった




今でも忘れない、6月の梅雨の日。

ミンギュに先輩の彼女ができた

それで放課後一緒に帰ろと誘われても、流石にと断った。

夜ご飯も家で食べなくなり、顔も合わせない数日で

もうミンギュのことずっと考えてしまって

それをきっかけに初めたのがここのバイト。

お小遣いも集められるし、家にいなくていいし。

でもいつの間にか常連になってるミンギュはよく彼女を連れてきて紹介する

こっちの気持ちも知らないくせに。。。



ココアとコーヒーを持って二人の席へ向かう

MG「ヌナ明日も午も午後空いてる?」

SY「あー明日は友達との先約!今度ね」

MG「えー」

「おまたせしましたー砂糖とミルクも置いときますね」

SY「ありがとう、うちブラック派なの」

MG「え、嘘。」

SY「ミンギュはまだまだ子供だから飲めないもんねー」

MG「すぐそうやって。オレだって男ですからね!」

SY「ホントかわいい」

MG「かっこいいのほうが嬉しいです!」


一体何を見せられてるんだ

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作者名:セウ | 作成日時:2019年2月14日 7時

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