186日目 ページ35
そしてそんな2人を見て二郎もぶつくさ言いながら家に入っていく。
二郎「お前らガキかよって、ね、兄ちゃん」
一郎「仲良くていいじゃねぇか!!」
二郎「おい入間、俺もたまには遊び相手してやるからな。年上だからな!!あんまり遊べねぇかもしれねぇけど」
綾瀬「いや、じろちゃんは遊んでる暇あったら勉強した方がいいと思うよ」
二郎「っるせぇ!!!じゃあな!!!!」
逃げるように去っていく二郎の背を綾瀬はこれもまた少し嬉しそうに見送った。
3人が中に入って行ったので「では、」と一郎も去ろうとする。そして最後に一郎も
「これからも3人と仲良くしてやってくれ。じゃあな」
と一言言って綾瀬の頭に手を置いた。綾瀬は何も言わずぺこりと、頭を下げ助手席の方に乗り込んだ。
銃兎も一郎に「こちらこそ、仲良くしてあげてくださいと、あの3人にお伝えください」そう言い車に乗り込む。
車が動き出し見えなくなるまで一郎は2人のことを見送った。
.
.
銃兎「よかったな。」
綾瀬「何が」
銃兎「" 大事な友達 " って言って貰えて」
そう、三郎にその一言を言われてから綾瀬はずっと嬉しくて顔がにやけたままだった。なんとかバレないよう真顔を保っていたがどうやら兄にはバレバレらしい。
しかも三郎の一言プラス最後の一椛と二郎の言葉によって完全にやられずーっと嬉しそうに頬を緩ませていた。
綾瀬「むむむ、頬の肉がたるむ」
銃兎「それをニヤけてるって言うんだよ」
.
.
一椛「三郎嬉しそうだね」
三郎「な、何がですか?!?!」
一椛「帰ってきてからずーっとニヤニヤしてる」
三郎「そんな!!気のせいです!!!」
山田家でも同じ状態の人が1人。三郎もまた綾瀬と同じようにその日はずっと嬉しそうに頬を緩ませた。
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suzusen(プロフ) - ゆゆさん» 入間ちゃんが「誰だって天変地異起こしちゃうよね、分かる」と言ってました()意外と平均点以上取るのってまぁまぁ難しいですよね(笑) (2020年1月2日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 入間ちゃん、心配するな。私なんて昔算数だった時に10点とったことあるんだから(( 今でもテストの多くは平均点以下だし← (2020年1月2日 23時) (レス) id: 0ad758797f (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ♭れもんさん» そうなんですよ、気づいたらもう6まで.......。優しい皆さんのおかげです!えええええ嬉しすぎます!!!そんな!そんな!私も大好きです.......!!!ほんとに!自分が読みたいものを書いてるだけなので!!あ"ぁ!!嬉しい!!これからもよろしくお願いします!!! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
♭れもん - もうシリーズも6になっちゃうんですね…すごいです!こんなに話を続けられて、私も個人的にの小説ですが、suzusenさんのようなをモットーにがんばりますっ!応援してますっ!大好きです← (2019年12月29日 1時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ヒロアカ、ヒプマイ最高!!さん» わあ!!コメントありがとうございます(^^)今年中には続編頑張ってあげます!!!!お待たせしてすみません.......。応援ありがとうございます! (2019年12月26日 17時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suzusen | 作成日時:2019年6月22日 10時