180日目 ページ29
綾瀬「おかえり〜」
銃兎「おかえり〜じゃねぇ!!!!ちょっと来い!!!!」
綾瀬「はぁ…………なんですかぁ」
銃兎「お前!!!!俺が夜遅くまで働いてるのになに家に男連れ込んで……は…………?」
三郎「ど、どうも……」
「ちょっと来い」と言った割に綾瀬が玄関に向かうのが遅すぎて銃兎からリビングに入ってきた。すごい勢いでリビングに入ってきたものの三郎の姿を見て固まる銃兎。
三郎が軽く会釈をすると銃兎は眼鏡をかけ直した。
銃兎「君は…………三四郎くん、でしたっけ??」
綾瀬「いやうん、三郎ね。私の友達なんだからいい加減名前を覚えて」
銃兎「冗談ですよ。で?君はどうしてこんな時間にここにいるんです?」
三郎「いや、えっと……」
綾瀬「拾ったから連れてきた」
三郎「おい!猫拾ってきたみたいにいうな!!」
綾瀬「えー、猫みたいなもんでしょ??」
三郎「馬鹿にすんなよ!!」
銃兎「STOP!STOP!!夜中なので大声は控えてください」
お前の声が一番でかいわ、そう言いたげな顔を2人はするも銃兎は気にすることなく続ける。
銃兎「三郎くん、あなた家に帰らなくていいんですか?」
三郎「それは、……」
綾瀬「もう帰るよ。解決したしね」
綾瀬の言葉に少し焦るも「ね?」と重ねて言われ三郎は何も言えずに頷いた。
あまり帰りたがっていない三郎の様子に銃兎はなんとなく察し助け舟を出そうかと考える。
銃兎「夜も遅いですし泊まっていきます((綾瀬「いや帰らす」……俺が話している途中だろうが……!!!!」
意地でも帰らす、という綾瀬の雰囲気に銃兎は少し違和感を感じ「なんでそんなに帰らせたがるんだ」と聞いた。
すると綾瀬は心底面倒くさそうにパーカーのポケットから携帯電話を取りだし2人の目の前にバンッと叩きつけるように置いた。
なんだなんだと覗き込むとそこには多くの通知が。
綾瀬「さっきから携帯がうるさいの。無視し続けてたけど、ずーーーっと鳴ってんの!!!」
誰からの連絡か、名前を見るとそこには " 山田 " の文字だけが並んでいた。メールの通知では
『三郎知らない?』『ねえ、』『ちょっと』『これみたら電話して』『未読無視しないで』『入間!!!』と約30件を超える量。
そして不在着信は
三郎.銃兎「「15件……」」
綾瀬「弟思いの素敵なお姉ちゃんだね」
三郎「綾瀬……」
綾瀬「一緒に謝りに行こう?」
三郎「うん……!」
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suzusen(プロフ) - ゆゆさん» 入間ちゃんが「誰だって天変地異起こしちゃうよね、分かる」と言ってました()意外と平均点以上取るのってまぁまぁ難しいですよね(笑) (2020年1月2日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 入間ちゃん、心配するな。私なんて昔算数だった時に10点とったことあるんだから(( 今でもテストの多くは平均点以下だし← (2020年1月2日 23時) (レス) id: 0ad758797f (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ♭れもんさん» そうなんですよ、気づいたらもう6まで.......。優しい皆さんのおかげです!えええええ嬉しすぎます!!!そんな!そんな!私も大好きです.......!!!ほんとに!自分が読みたいものを書いてるだけなので!!あ"ぁ!!嬉しい!!これからもよろしくお願いします!!! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
♭れもん - もうシリーズも6になっちゃうんですね…すごいです!こんなに話を続けられて、私も個人的にの小説ですが、suzusenさんのようなをモットーにがんばりますっ!応援してますっ!大好きです← (2019年12月29日 1時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ヒロアカ、ヒプマイ最高!!さん» わあ!!コメントありがとうございます(^^)今年中には続編頑張ってあげます!!!!お待たせしてすみません.......。応援ありがとうございます! (2019年12月26日 17時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suzusen | 作成日時:2019年6月22日 10時