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168日目 ページ17

一郎「何回か様子は見に来てたんだけどな。タイミング合わなくてごめんな」





一郎は一椛をベッドに運んだ後、ベッドの横に座り一椛の頭を撫でながらそう言った。「ポカリ飲むか?」と一郎が聞くと一椛は小さく頷いた。


コクコクと小さく動く喉を見ながら一郎は一椛の額の汗をそっとタオルで拭いた。





一椛「も、……ねる…………」

一郎「おう」

一椛「ごめん……よるおそくにめいわくかけて…………」

一郎「…………迷惑なんて思ってねぇよ。思ってねぇからもっと甘えろ。な?」





ゆっくりと閉じられていく瞼を見ながら一郎は小さな声で「おやすみ」と言って布団を掛け直した。









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一椛「…………っん…………あ、さ……?」





窓から差し込む朝日によって一椛は目を覚ました。時間を確認するべく時計を見ると朝の8時。


今日は幸運なことに土曜日なため学校は休みで欠席になることは無い。


ゆっくりと体を起こすも熱が下がってる訳もなく酷いめまいが一椛を襲った。





一椛(ぅ…………こしいたい……めまいもやばい………………あさごはん……)





夜中の目眩よりかはましか、なんて思いながら一椛は自分の部屋を出て、壁をつたいながらゆっくり歩き階段へと向かう。






一椛「……はぁ…………っ……」






手すりを握りふらつきながらも1段ずつ階段を降りる。が、目眩と腰痛のせいか階段を降りることが出来ず真ん中辺りで止まってしまった。


1度座り込むと立ち上がるのにはかなり気力がいる。そんな力残っているはずもなく一椛は膝を抱えて壁に頭を預けた。





一椛(かべ、きもちいい…………ここでねるか…………なんかもうしたにいくの……めんどくさい。)


そしてそのまま意識を飛ばそうとしたその時。1人の大きな声が響き渡った。





三郎「一椛姉?!?!?!」

一椛「………………?」

三郎「どうしてこんなところに……!!というより部屋から自分で出てきたんですか?!?!」

一椛「あさからげんきだね」

三郎「そうじゃない!!!」





三郎の大きな声によって意識は浮上したが、三郎が何に対して声を上げてるのかよく分からず一椛は「あはは……」と頬を綻ばせた。





三郎「もう、ちゃんとマスクつけてください。」

一椛「ごめんごめん」

三郎「下まで運ぶので捕まってください」




そう言って三郎は一椛に手を伸ばした。

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suzusen(プロフ) - ゆゆさん» 入間ちゃんが「誰だって天変地異起こしちゃうよね、分かる」と言ってました()意外と平均点以上取るのってまぁまぁ難しいですよね(笑) (2020年1月2日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 入間ちゃん、心配するな。私なんて昔算数だった時に10点とったことあるんだから(( 今でもテストの多くは平均点以下だし← (2020年1月2日 23時) (レス) id: 0ad758797f (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ♭れもんさん» そうなんですよ、気づいたらもう6まで.......。優しい皆さんのおかげです!えええええ嬉しすぎます!!!そんな!そんな!私も大好きです.......!!!ほんとに!自分が読みたいものを書いてるだけなので!!あ"ぁ!!嬉しい!!これからもよろしくお願いします!!! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
♭れもん - もうシリーズも6になっちゃうんですね…すごいです!こんなに話を続けられて、私も個人的にの小説ですが、suzusenさんのようなをモットーにがんばりますっ!応援してますっ!大好きです← (2019年12月29日 1時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ヒロアカ、ヒプマイ最高!!さん» わあ!!コメントありがとうございます(^^)今年中には続編頑張ってあげます!!!!お待たせしてすみません.......。応援ありがとうございます! (2019年12月26日 17時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:suzusen | 作成日時:2019年6月22日 10時

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