【呪術廻戦】無表情呪術師

無表情４５　いっちー、にーちゃん ページ49

貴方side


宇参はポリポリと頭を掻いて悠仁の方を見る




宇参「あー…何で俺がお嬢って呼ぶか…だっけか？」



虎杖「そう！普通さ、いっちーみたいにA様って呼ぶもんなんじゃないの？」



伏黒「いっちーって……壱さんの事か」



釘崎「可愛いじゃない。虎杖にしてはセンスいいわね」



虎杖「だろ？……ん？どしたの弐樹さん」



弐樹「………」




弐樹は自分を指差してコテっと首を傾げる
自分にはないのか？って言いたいんだろうな




虎杖「弐樹さんは…にーちゃんとか？」



『いいじゃん』



弐樹「…………」



壱「よかったですね弐樹」



釘崎「私もにーちゃんって呼んでいい？いっちーも」



壱「構いませんよ。弐樹もいいですよね？」



弐樹「………(ｺｸｺｸ)」




壱も弐樹も嬉しそうだ。すると宇参はイライラしたように地団駄を踏む




宇参「おいクソガキ！！話逸らすな！壱も弐樹もちょっと黙ってろ！」



壱「声のボリューム落としなさいうさみん」



宇参「誰がうさみんだ！！！」




宇参は壱に殴りかかる。だけど余裕そうに壱は交わす




宇参「はぁ……クソガキ。お嬢呼びするのは俺だけじゃねぇぞ。壱以外は皆お嬢呼びだ」



虎杖「そうなの？何で？」



宇参「呼び方が他の家と被るの嫌いなんだよ。当主の事お嬢呼びする家なんて珍しいだろ？」



虎杖「確かに…珍しさ重視ってこと？」



宇参「そーゆーこと」




そう言って宇参はニヤッと笑う。いい笑顔だなぁ


それから暫くして、私の怪我に触るからと言って今日は取り敢えず解散になった。1年生だれもひどい怪我じゃなくてよかったなぁ

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