【呪術廻戦】無表情呪術師

無表情２８　憂慮 ページ29

NOside


「……あ、花御じゃーん！やほー！

今から出かけるんでしょ？夏油が言ってたし」


花御《えぇ。真人達と共に》



準備をしている花御の元に人間が現れる
タトゥーが沢山入っていて煙草を吸っている



「花御は高専の方に行くんだよね

この時期だから…姉妹校交流会してるのかな」


花御《高専内部に詳しいのですね》



彼は一瞬ピクッと頬を引き攣らせたがすぐ笑顔に戻る



「まぁね。それより花御

1つお願いがあるんだけど」


花御《何でしょう？》


「高専に行ったらさ

紫がかった髪に茶色の目の女がいるんだよ

名前は蒼月A

ソイツには、手ぇ出したら駄目だよ」


花御《……何故、ですか？》


「それを説明する必要がある？」



ニコッと笑っているが

これ以上何も聞くな。そういいたげな顔を彼はしている

花御もそれ以上詳しいことを聞かなかった



花御《……分かりました》


「うん。物分かりがいいのはいい事だ」


花御《………では、失礼します》


「うん。あぁ花御！

五条悟と、虎杖悠仁には十分気をつけてね」


花御《肝に銘じておきます》



そう言って花御は消えていった
その消えてった所から今度は真人が出てくる



真人「あれ？花御もう出かけちゃった？」


「タイミング悪かったなぁ真人！

花御なら丁度さっき出ていったよ」


真人「もーちょっと早めに行けば良かった

さて！俺も行かなきゃな」


「俺は煙草でも吸いながら任務成功を祈っているよ」



頑張れーと彼はソファに寝っ転がる
真人はやれやれ。と呆れ笑いをする



真人「自由だねぇ」


「自由に生きて人生を謳歌し

最高な人生だったと心から思いながら死ぬ

これが俺の目標なんだよ」


真人「そうなんだ。いいね。自由は大事だ」


「だろ？分かってるじゃん真人」


「褒めてもらえて光栄だね

じゃ、俺もそろそろ行くよ

怒られたら堪んないし」



そう言って真人も消えていった
彼は真人達がいない事を確認し煙草を吸う



「ふー……あー、A元気してっかな

俺に会いたくて寂しくて泣いてねぇかな〜

……なぁA。お前も俺に会いたいよな？」



彼____名を憂慮。

彼がどのような人物で、何者なのか

それは後々明かしていこう

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