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「え…!?」
少しだけ低い声が後ろからきこえて思わず振り返るとそこにころんくんはいなかった。
私よりも少し背の高い男性が驚いた顔で座り込んでいた。
この青色かがった瞳は間違いなくころんくんの瞳。
そこにいるのはころんくん…!?
「え、あれ!?なんで僕…」
彼は自分の手をじっと見たり周りをきょろきょろしてそれから深呼吸をして自分を落ち着かせた。
私はただ呆然と彼を見つめていた。
「えーっと、僕もしかして大人に戻った…?」
私は話しかけられてやっと自分の意識が戻ったのか『あ、え、』と呑気な言葉を口にしてから彼と同じく深呼吸をした。
『あなたは…ころんくん?』
彼は頷く。
『ここがどこだか分かる?』
まあ大体は、と彼は答える。
『私が誰なのかわかる?』
わかるよ、何故かね。
呆れ気味で答えた彼はゆっくり立ち上がって私の目の前にきた。
「僕はころん。何故か小さい頃の記憶がある。体が元通りになったみたい。」
いまある状況を困惑している私に丁寧に説明してくれた。
戻ったのだ。
幼児化していた彼が
『で、でもなんで…』
彼が大人に戻るその前に彼とした事を思い出した。
『もしかして…』
彼のほうをちらりと見ると彼は少しにやっと笑っていた。
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りむ - あいうえお←は? (2020年11月1日 0時) (レス) id: 0e29be4cf7 (このIDを非表示/違反報告)
りいぬ君おしのゆりあ - ホントにかわいい (2020年8月4日 21時) (レス) id: 4e5c5fe521 (このIDを非表示/違反報告)
Riku-(莉空)(プロフ) - す か い .さん» 良かったです!お役にたてて光栄です(*^^*)←使い方間違ってるかも笑 (2019年10月31日 21時) (レス) id: 540bf721b3 (このIDを非表示/違反報告)
す か い .(プロフ) - Riku-(莉空)さん» 直りました〜!!本当にありがとうございます(;;) (2019年10月31日 21時) (レス) id: 27ba130d2f (このIDを非表示/違反報告)
す か い .(プロフ) - Riku-(莉空)さん» 試してみます!既に削除している作品なのに消し忘れていました助かります(T_T) (2019年10月31日 20時) (レス) id: 27ba130d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*しち* | 作成日時:2018年8月17日 14時