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「(苦手だ…)」



悟ったようにふくらpをみつめる。
何を考えているのかわからない。その眼鏡の奥の笑顔は何を考えているのか。
いつでも考えていることがバレているみたいで、苦手だ。


一方のイザワサン。
彼はなんだか…あいとは正反対にいそう。


「なあ…俺たち嫌われてるのかな…」
「否定したいけどできないよ…だってめっちゃ見てくるもん」


威嚇でもしているようにじーーーっとイザワサンとえー…ぴーさんを見つめる。
あ、ぴーさんはふくらさんの呼び名。


「どうしたのかな、あいちゃん?」


そう話しかけてきたのは山本さんだ…。
その言葉を聞いた瞬間ばっと須貝を見つめる。


「(性別のこと…はなしたの…?)」
「(誓ってそれはない)」


アイコンタクトを取ると『ないない』というジェスチャーとともに返事が帰って来た。

じゃあ…山本さんはあいを見て、女の子と判断したんだ。


「おいおい山本さ〜ん、その子は男の子だろ」


渡辺航平さん…貴方には男の子に見えたんだ。


「え〜女の子にも見えるな〜須貝さんどっちなの?」
「あ、ノーコメントで」
「どゆこと」


約束通り、須貝さんはあいの性別を決めつけない。
「みんなが思った通りに接すれば良いんだ。」と心の声を代弁してくれて助かった。


「よしあきにぃと、かーにぃよろしくね」
「僕?よろしくね〜」
「まった、かーにぃってだれだ。」

嫌な予感という顔の川上と河村。
今までの会話に参加せず眺めていたのだが、自分たちどちらかという風になり、まずいと思っているのだろう。


「え、川上さん。かーにぃ。」
「うえ〜〜〜いよかったなかーにぃ」


自分でなかっという河村はここぞとばかりに笑いをこらえながら川上に悪ノリする。
川上は呼ばれそうになったこともないかーにぃというあだ名に困惑していた。


「え、俺…かーにぃ??」
「ん。『かわかみ』だから頭文字でかーにぃ。」
「じゃあ河村さんでも良いだろ……」


謎判断に翻弄される川上だった。












___→←番外編〜謎センス〜



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ピーチフラペチーノ(プロフ) - yuriori12911さん» ご指摘ありがとうございます!すみません全然気づいていませんでした…!すぐ修正します。 (2022年9月25日 18時) (レス) id: cb74bd79ea (このIDを非表示/違反報告)
yuriori12911(プロフ) - 多分仮名に あい が登録されているので、「あいつ」の あい が、名前に変換されています。確認してくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 4時) (レス) id: 4df0e29a7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピーチフラペチーノ | 作成日時:2021年1月1日 23時

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