my neighbor FROM...ーKyuhyun 3 (ページ8)

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108. 寝ている君にページ8

クローゼットにしまってあったブランケットをとって戻ると、キュヒョンは既に静かな寝息を立てていた

よほど疲れていたんだろう

それでも約束通り会いに来てくれた

私の甘えに答えてくれた

なんて、優しい人だろう

大きな体を丸めるようにして、ベッドに乗せた両腕を枕にして眠るキュヒョン

私はブランケットを肩から掛けて、そっとその隣に座った

「チャルジャヨ、キュヒョナ…」

その無防備で形の良い唇にキスをすることは、今ならとても簡単そうだったけど

そんな大胆なことができるほど私は大人じゃないし、度胸もない

こうして隣にいられるだけで、充分に幸せを感じられる、かわいいヤツなんだから

そんなことを考えてから、指先で、額にかかった前髪をそっと撫でてみた

柔らかい髪に触れて、しんと静まり返った部屋の中、私の心臓だけがドキドキとうるさいくらいに騒いでいる

すると急に、キュヒョンがゆっくりと瞳を開けた

私は慌てて手を離す

「あ…ご、ごめん、起こしちゃった…？」

「ん、大丈夫…」

彼は体はそのままに、視線だけを私に向けた

その自然な上目遣いは、まるで子猫のように甘えていてー

そう気づいた瞬間、キュヒョンが私の手を握った