my neighbor FROM...ーKyuhyun 3 (ページ20)

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120. なぜページ20

なぜ…ソユンさんは私にこんなことを言うんだろう

どうしてわざわざ、キュヒョンのスマホから電話してくるんだろう

その単純な答えに、直感的に辿り着きたくなくて、私は電話の向こうにいる彼女の声に集中していた

『それでね、今夜の約束は…申し訳ないんだけれど、私からも謝りたくて。本当に…ごめんなさいね』

「いや…その、お仕事なので…気にしてないです」

『そう？理解してくれて助かるわ。私達の仕事って、なかなか時間通りにいかないのよ…』

キュヒョンとソユンさんはすごく親しくて、お互いのことはなんでも知っていて、だから私のことも…彼女はなんでも知っている

そんな風に思わせる話し方だった

真偽は分からないけど、私はただ圧倒されていた

「わざわざありがとうございました。あの…お仕事、頑張ってください」

『ええ、ありがとう。キュヒョナにも伝えとく』

「はい…お願いします」

バカみたいな受け答えだということには気づいている

そんな自分が情けなくて、さっさと電話を切りたかった

『あ、そうだ…今夜、キュヒョナと食事をすることになったの。マネージャーさんを交えて、今後の仕事の話をね。…ねぇ、良かったら今度、Aさんも一緒にどうかしら？』

「はい、是非…よろしくお願いします」

何を二回もお願いしてるんだか…

今度は、そんな自分に腹が立った