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#7 ページ7

*


目にズンと重い感覚が響いた。


「おいAー?」

あれ、nethだ。

なに、と言おうと思うが声が出ない。


「Aなにやってんのwww」
「ぼーっとすんなやぁ」

teddyさんとたんさん。

あれ、懐かしいな…

hNtさん、poemさんの姿もnethの後ろに見える。


でも、気づいた時には見えなくなって。

あれ…と言いたくても言えない。


「Aー?大丈夫?」
「こいつまたぼーっとしてんの?」

あ、Lazさんとcrowさん

「元気ー?」
「ほら起きろ起きろ」
「こいつ相変わらずトロいなwww」

Reitaさんにたけさんに、barceさん

現れては消え、また別の人が現れる。

「ナニヤッテルーーーー」
「A、ガンバロ?」
「はやくー」
「オソイ、ナ」
「疲れちゃった?」

マンチにiNTOROにぜぱにBazziにメデュ。

みんなnethの後ろに現れては、消える。


待ってと手を伸ばすけど、届かない。

「先行くからね」
「neth。そいつ連れてきてよー」

あでさん、りおんさん。待ってよ。
行かないで。

「A、まだグダッてんの?」
「Aさん!早く〜!!」
「Aさん早く立ってくださいよ〜」

そうやってAstellとMeiyとpopogachiが私を引っ張って、

「ワ、マダナノ」

そう言ってマンチがまた出てきて、Meiyの後ろからこちらを一瞥してまた去っていく。

「お〜〜い、ちゃんと連れてこいって言ったじゃん」

rionさんがペラペラ〜っと言った感じで出てきた。


私は不意に目を擦った。

あれ、泣いてるのかな。わたし。


rionさんがまた消えそうになって、他のメンバーも消え始めて。

待って、待って

ただ心で叫んで手を伸ばす。


残ったのはneth1人だ.

「おら、おいてくで」


そう言ってnethも消え始めた。


待ってよ、私はここから動けないよ。


そっちに行きたいよ。


neth、消えちゃやだ。最初からいたのに。



最初から、近くにいたのに。


______


『…っはぁ…はぁ…』

体全体がベッドに沈む感覚になった。

寝汗が気持ち悪い。


なんだろう。この嫌な感じ。


なんか、不吉な夢を見た気がする。


なんだっけな


忘れちゃいけない気がするんだよな。

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mobutyan(プロフ) - 久しぶりにこんなにも感動する小説を読みました。忙しいかとは思いますが更新ずっと待ってます。 (8月17日 3時) (レス) @page34 id: 97fa38bdce (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - とても面白くて定期的に読み返しています。続きを楽しみにしています! (2023年3月8日 23時) (レス) @page32 id: 87831ffb52 (このIDを非表示/違反報告)
ayuriayuri112(プロフ) - 続き待ってます!応援してます! (2023年1月11日 5時) (レス) id: 598e63f5be (このIDを非表示/違反報告)
無花果(プロフ) - 続き楽しみです!! (2022年12月30日 23時) (レス) @page25 id: d6d10578eb (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 続きが楽しみです!!応援してます! (2022年12月28日 12時) (レス) id: 5a62b2ac70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:baihua | 作成日時:2022年10月22日 22時

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