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．
「……ぎんちゃん、」
銀時「ん、おー、起きたか」
最近、先生との夢を見ることが多い。
目覚めると、自分達の部屋で寝かされていた。
すぐに思い出したのは、銀ちゃんに刃を向けた自分の姿で青ざめた顔で広間に向かうと、いつもと変わらない様子で寝転がっていた銀ちゃんを見つけてほっとした。
「あの…ごめん、怪我ない？」
仰向けに寝転がる銀ちゃんの隣に座って、怪我がないか確認すれば、ペチペチとうちの頬を手でたたいた。
銀時「止めてたぞ、自分で」
「…え、」
銀時「よくやったんじゃねぇの、」
だりー、と起き上がった銀ちゃんは特に何事も無かったように欠伸をした。
銀時「辰馬に話した、あいつ知らなかったから」
「え、あ、うん…」
銀時「周りに見てた奴もいねぇからなんも気にすんな」
きっと、銀ちゃんなりに気をつかってくれてるんやろう。
ありがとう、と言うたうちに んー、と鼻をほじるいつもの姿がやけに落ち着く。
高杉「目ェ覚めたか」
「あ、晋助、」
ポン、とうちの頭に置かれた手。
振り向けば晋助、そして奥に小太郎と辰馬もおった。
いつもの活気なく、ゆっくりと「A…」と近づいてきた辰馬。
なんとなく…引かれたかなぁって思いながらとりあえず謝ろうと口を開ければ、それよりも先に辰馬の腕がうちの首に回った。
坂本「お前のこと分かっておったつもりじゃが…重たいもんまだまだ背負っとったんやのぉ…気づかんですまんかった」
坂本「やけぇ…わしもお前さんの口から聞きたいこともあるんじゃぁ…無理にとは言わん…こいつら3人の方が頼りがいあるかも知らんが…わしにも頼ってくれ…」
ぎゅっ、と首に回された手。
首に埋められた顔が少しくすぐったい。
「引かへんの…？」
坂本「んぁ？なんでじゃ」
「…変やから、バケモン…みたいやから」
意識なく人を必要以上に斬り倒して、最悪の時は軍すら破滅させたことも過去にあった。
おかしいねん、うちは。
視線を下げるうちに、銀ちゃんも晋助も小太郎も、何も言わん。
うちが、何回怒られても、やめろって言われても言い続けてきたこと。
坂本「…うーん、」
ほら、どんなにでかい心持ってる辰馬でも理解しにくいもんはあるやろ…？
――ムギュっ
「へっ、」
辰馬「金時ぃ、この口１回塞いでええか？」
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わらび(プロフ) - うしうしさん» なんて嬉しいお言葉(笑)ありがとうございます！！握りつぶせる勢いでできたらと思います笑(←？) (2021年8月22日 14時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - なで肩すべり台さん» ありがとうございます〜！！じゃんじゃんキュンキュンしてもらえると嬉しいです… (2021年8月22日 14時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
うしうし - 心臓握り潰されそうです！！笑笑大好きです！これからも応援してますっ！！！ (2021年8月21日 22時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
なで肩すべり台 - キュンキュンが止まりません！続き楽しみです！！ (2021年8月19日 2時) (レス) id: 56d3d04f19 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - connyさん» それは嬉しいです笑ありがとうございます！いつでも見に来てやってください…！ (2021年8月18日 15時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび | 作成日時：2021年1月13日 7時
