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Noside
桂「銀時……」
Aの顔を覗き込んだのは銀時だった。
A「…っ！！」
銀時「おっと、」
錯乱状態なのか、剣に手を添えたAに銀時は慌てた様子なく彼女の手の上に自分の手を重ねる。
桂「っ？！銀時！！一旦ひ」
高杉「黙ってな、」
坂本「っ…じゃが、」
高杉「少し、限界が来ただけだ」
同じように落ち着いた様子の高杉は桂と坂本の肩を軽く叩いた。
ああ、と納得した様子の桂と、未だよく分かっていない坂本。
A「…っ、」
銀時「A、落ち着け」
ギチギチと刀を抜こうとする手と抑える手。
遂には、Aが空いた手で小刀を取り出し銀時に向けて突き刺そうとした。
高杉「……っ、おい！！」
まさかの行動に高杉も止めようとした時、
銀時に刺さる一歩手前、ピタリとAの手が止まる。
A「っ……はぁっ…はぁっ…」
銀時「………」
銀時が止めたわけではない、A自信がだった。
苦しそうに息を乱しながらも、震える手を下に下げる。
銀時「……ゆっくり息吸え、そうだ」
A「はぁっ…ううっ……」
銀時「ん、分かってる、」
座り込んだAに、銀時も同じようにしてしゃがみAの背中を撫でる。
A「…ごめ…ごめんなさ…」
銀時「ん、お前が止めたんじゃん、」
A「っ……でも、」
銀時「俺切られてねぇよ」
浅い呼吸を続けるAの頬を銀時は撫でる。
そっ、と横にきた高杉も、銀時と同じように座り込んだ。
高杉「てめぇで抑えれるようになったか、えらいじゃねぇか」
A「っ…はぁっ…うっ、」
高杉「泣くな、褒めてんだよ」
A「…んっ…」
すっ、と目を閉じたAはそのまま目の前の2人に体を倒した。
桂「……銀時、」
銀時「んー、部屋戻んぞ」
眠りについたAの膝に手を回し軽々と抱き上げた銀時は、振り返って寺に戻っていく。
坂本「……ヅラ、Aは」
銀時、高杉についていきながら坂本は聞いた。
桂「…中で、話そう」
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わらび(プロフ) - うしうしさん» なんて嬉しいお言葉(笑)ありがとうございます！！握りつぶせる勢いでできたらと思います笑(←？) (2021年8月22日 14時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - なで肩すべり台さん» ありがとうございます〜！！じゃんじゃんキュンキュンしてもらえると嬉しいです… (2021年8月22日 14時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
うしうし - 心臓握り潰されそうです！！笑笑大好きです！これからも応援してますっ！！！ (2021年8月21日 22時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
なで肩すべり台 - キュンキュンが止まりません！続き楽しみです！！ (2021年8月19日 2時) (レス) id: 56d3d04f19 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - connyさん» それは嬉しいです笑ありがとうございます！いつでも見に来てやってください…！ (2021年8月18日 15時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび | 作成日時：2021年1月13日 7時
