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Noside
｢えへへ、あったかい｣
嬉しそうに微笑むAに、ほか4人は何も言わなかった。
何も言わず、ただ目の前で光る大きな月を眺めていた。
｢勝とうな、｣
隣にいた高杉の肩に頭を乗せたAはそう言うとゆっくりと目を閉じた。
高杉「…勝てるさ、俺たちならな」
「…ははっ、晋助が言うと絶対やな」
高杉「…ﾌｯ、戻るぞ、体が冷える」
立ち上がった高杉はそのままAの腕を掴み立ち上がらせた。
桂「たまにはこういうのもいいな」
坂本「そうじゃの〜！次は酒持ってここで飲まんか？」
銀時「てめぇ潰れたら置いてくかんな」
ワイワイと後ろで話す3人にAは嬉しそうに目を細めて笑う。
高杉「…嬉しそうだな」
「うん、先生はおらんけど、先生と同じくらいうちはみんなが好きやから」
こうやって何気ない会話できるん幸せ。
そう微笑む彼女の顔は嘘ひとつないものだった。
高杉「…着物、」
「ん？」
高杉「…てめぇなら、きっと似合う」
告げた高杉の耳は、どこか赤くなっているように見えた。
予想だにしなかった発言に、Aは一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに笑顔になり高杉の手を握った。
「…へへ、ありがとう」
高杉「……ああ、」
妙に雰囲気の良い2人。
そんな2人の姿に後ろの3人が何も言わないわけが無い。
銀時「え？は？？？高杉くん？？お前何してんの？？」
桂「手を繋ぐな！！！俺とも手を繋げ高杉！！」
坂本「ヅラそれは意味がわからんぞ」
高杉「てめぇら寄ってくるな」
「……ははっ、あははっ！」
確かに、その時の少女の姿は楽しそうで、幸せそうだった。
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お久しぶりです、わらびです。
多忙で中々更新ができずでした。
とりあえず落ち着いたので戻ってきてみると「え、まだ読んでくれてる人おる」という状況です。
めちゃくちゃありがとうございます(表現力)
いやぁ…嬉しいコメントもあり、作者の自己満足で楽しんでもらっている方がいると思うと皆さんも中々の夢女ですね(やめろ)
先程、将軍暗殺篇を見返し、「うわぁ、将軍暗殺篇も小説書きてぇ…Aちゃん大人にさせてぇ」と考えていたところです。
とりあえず妄想している部分はまた書いていこうかな、と思っております。
もしかしてAちゃんが泣いて甘やかされるの皆さん好きですか？(まじでやめろ)
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わらび(プロフ) - うしうしさん» なんて嬉しいお言葉(笑)ありがとうございます！！握りつぶせる勢いでできたらと思います笑(←？) (2021年8月22日 14時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - なで肩すべり台さん» ありがとうございます〜！！じゃんじゃんキュンキュンしてもらえると嬉しいです… (2021年8月22日 14時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
うしうし - 心臓握り潰されそうです！！笑笑大好きです！これからも応援してますっ！！！ (2021年8月21日 22時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
なで肩すべり台 - キュンキュンが止まりません！続き楽しみです！！ (2021年8月19日 2時) (レス) id: 56d3d04f19 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - connyさん» それは嬉しいです笑ありがとうございます！いつでも見に来てやってください…！ (2021年8月18日 15時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび | 作成日時：2021年1月13日 7時
