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黒子野side
Aちゃんが一人で帰ってきてからおよそ三十分後、後を追うように銀時さん達が帰ってきた。
銀時｢はぁ...あいつもう帰ってる？｣
黒子野｢はい、部屋にいます｣
銀時｢はぁっ...あいよ、はぁっ...疲れた...吐く...｣
｢ううえっ...｣と地面に手を着く銀時さん。
ほか三人も軽く飲んではいたのか顔が赤かった。
腰に手を置いて呼吸を整えながら、桂さんが気まずそうな顔をする。
桂｢.....あー、その...なんだ、なにか言っていたか｣
Aちゃんのことだろう。
やっぱり遊郭で何かあったのか、
｢頬ふくらまして帰ってきましたよ、勝手に帰ってきたことについては反省してるようなので怒らないであげて下さい｣
彼らもAちゃんに甘いが、僕もとことん甘やかしていると最近よく思う。
まぁ、可愛いのだから仕方ない。
坂本｢そうか...ちとほったからしてしまってなぁ...可哀想なことしてしもた...｣
高杉｢部屋、行くぞ｣
珍しい、いつもならニヤニヤするのに。(←)
部屋に戻る後ろ姿を見送りながらそう思った。
遊郭となれば遊女さんがいるわけだし、お相手している姿も目の当たりにしてきたんだろう、
行く前は｢ええねん！だってそういうとこやろ？｣とドライな対応をしていたAちゃんだが、帰ってきたら｢いややぁ...｣だ。
｢ｸｽｯ...｣
おもわず思い出し笑いをしてしまう。
戦の話や日常的な場面では自分の意見をハキハキと述べる彼女だが、こういう部分ではなぜかそれを発揮しない。
むしろ相手に隠すタイプ。
河内｢黒子野さん！戻りました！｣
｢お疲れ様です、銀時さん達も帰ってきましたし僕達も部屋にかえりましょうか｣
河内｢そうですね！銀時さん達とすれ違いました、珍しく気の詰めた表情をしていたんですが...やっぱり何かあったんですか？｣
まぁ、周りから見たら何も隠せてない可愛らしい不器用な独占欲の塊。
頬ふくらまして涙目で帰ってくる姿を銀時さん達に見せてあげたいくらいだ。
｢ふふ、心配になりますよね、でも大丈夫です｣
河内｢？｣
｢Aちゃんがヤキモチ妬いた、って感じだと思います、明日になったらまたぎゅうぎゅうになって五人で寝てるに僕は歩狩汗一本です｣
一と示された指に、河内さんは「なら大丈夫そうですね」と笑った。
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わらび(プロフ) - うしうしさん» なんて嬉しいお言葉(笑)ありがとうございます！！握りつぶせる勢いでできたらと思います笑(←？) (2021年8月22日 14時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - なで肩すべり台さん» ありがとうございます〜！！じゃんじゃんキュンキュンしてもらえると嬉しいです… (2021年8月22日 14時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
うしうし - 心臓握り潰されそうです！！笑笑大好きです！これからも応援してますっ！！！ (2021年8月21日 22時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
なで肩すべり台 - キュンキュンが止まりません！続き楽しみです！！ (2021年8月19日 2時) (レス) id: 56d3d04f19 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - connyさん» それは嬉しいです笑ありがとうございます！いつでも見に来てやってください…！ (2021年8月18日 15時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび | 作成日時：2021年1月13日 7時
