雪の街の大家族

出会い ページ4

忠義とAの出会いは・・・



さかのぼること13年前の
2008年の6月
梅雨の時期だったけど珍しく晴れていたその日


1年前の2007年にリリースした『ズッコケ男道』がヒットしたり、47都道府県を周り日本中に関ジャニ∞という名を広げていき、波に乗っている忠義と


高校生活にも慣れてきた高校2年生のA



その日はたまたま同じバスに乗っていた2人



忠義はヨコの家にゲームをしに急いで向かおうとしていた。




忠義side

→バス停にて

やばい！早くしないと遅れちゃう！
前に4人も並んでる、座れるかな？


/ 前の方でリンゴを落としちゃったおばあちゃん
そらを拾ってあげる女子高生らしき女の子 /


あの子優しい子だなぁ
おっとちょうどいいところにバス到着


/ バスに乗り込む /


席が空いてる！ラッキー！！
斜め前の子ってさっきのリンゴを拾ってた子じゃん
かわいいなぁ




/ しばらくバスに揺られて、あるバス停で止まる
そこで女子高生らしき人が降りる
バスのドアが閉まり出発 /


あっ！さっきの子財布忘れてる

忠「すいません！止まってください」


/ とっさにバスを止めてバスから降りる忠義 /


あれ？さっきの子がいない
まぁいっか！交番に届けよう



→交番にて

忠「すいません。財布の落とし物を拾ったんですが」

女「あ！それ私の財布！ ありがとうございます！」

警「よかったですね！みつかって！」

女「はい！」

忠「それじゃあ、俺はこれで！」


/ 交番を去る /


女「すいません！」

忠「はい！ってさっきの！」

女「先程はありがとうございました。
　 よかったらお礼をさせていただきたいのですが」

忠「いえ、特に俺はなにも」

女「財布を拾ってくれたお礼がしたいんです！
　 名前と電話番号を伺ってもいいですか？」

忠「え、あ、大倉忠義です」

女「雪乃Aです」


/ その後電話番号も交換をした2人 /


A「それでは！
　 今回は本当にありがとうございました」

忠「いえいえ！さようなら」



さっきの雪乃Aっていう子可愛かったなぁ。
普通に名前と電話番号聞いてきたってことは、俺がジャニーズだってことを知らないってことか
俺もまだまだだなぁ

って！やばい！横山くんに怒られちゃう！

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