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輝「え?光は料理じょ」
光「あーっ兄ちゃんほらドーナツ食うか!?」
源君がお兄さんの口にがぼっとドーナツを突っ込む
(危ない危ない寧々先輩の理想のお兄さん像が崩れるところだった...)
「こーら、そこに入っちゃダメでしょ?」
袋に入ろうしている物怪ちゃんを捕まえて
出来上がったドーナツをいくつか袋に詰め込んだ
「寧々先輩、これ」
光「これって確かアイツの好物ッスよね」
「面倒なので早く仲直りしてきてください」
寧「...私花子くんのとこ行ってくる!」
「いってらっしゃい」
寧「あっそうだ」
家庭科室を飛び出した寧々先輩は
何かを思い出したように戻ってきた
光「?」「??」
寧「ドーナツ作り誘ってくれたのって...
私と花子くんのためだったんだよね?
ありがと2人とも!」
「さ、じゃあ私達もドーナツ食べよっか?」
先程捕まえた物怪ちゃんに話しかける
「あれ?」
いつの間にか腕の中の物怪ちゃんは居なくなっていた
仕方ないので家庭科室の中を飛び回っている
物怪ちゃん達を集めてドーナツを食べることにした
「……」(結構沢山作っちゃったな...)
テーブルの上にはドーナツの山
源君とお兄さん、物怪ちゃん達がまだ食べるにしても
確実に余る…
「……」
「失礼しまーす」
土「ん?なんだ瀬川か…どうした」
メインデスクの椅子がくるりと周る
最早見慣れた景色になってきた
「急にコーヒーが飲みたくなって」
土「あァ?コーヒーだ?
俺ァ忙しいんだコーヒーが飲みてぇなら
勝手に淹れて勝手に飲め」
「先生もちょっとぐらい休憩したらどうですか?」
そう言って先生の目の前にドーナツの入った
袋を差し出す
土「はぁ...ちょっと待ってろ」
「あ、私はアイスで」
真夏にホットコーヒーは暑くて飲めない
土「はいはい」
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして!コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます! (2020年7月12日 10時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほまれ | 作成日時:2020年7月8日 9時