�� ページ47
ワンコは周りをキョロキョロして俺を見つけるなり駆け寄ってきた。
ﾜﾝｺ「ワンワン!」
葛「おーよく出てきたな」
『あらあら…ふふっ可愛いねぇ』
ユキは少し離れたキッチンから俺とワンコの様子を見てい何かを用意してくれていた。
葛「こいつ、すげぇビビりなんだよなぁ」
『いいじゃない、まだ子犬なんだからそのうち大きくなって葛葉のこと守ってくれるよ』
そう言いながらキッチンから出てきてテーブルの上にカップを2つとクッキーの乗った皿を置いた。
『ワンコちゃんはこっちね、ゆっくりお食べ〜』
ユキはワンコにも何かを用意したようで床の方に少し深い皿を置いた。
中を見ると骨の形をしたクッキーだった。
葛「なんだよ、用意してたのかよ」
『まぁね、葛葉がいつでもワンコちゃんを連れて来てあげれるように用意してたよ』
俺はワンコをその皿の前に降ろすと一度鼻を寄せて嗅いだ後に目を輝かせて食べ始めた。
多分、ユキがワンコ用に作ってくれたのだと思う。
葛「あ、これ…手土産」
『え、わざわざ買ってきてくれたの?ありがと〜』
袋の中身はユキの好きなチーズケーキといちご大福。
中身を見るとさらに笑顔になり冷蔵庫の中へといそいそと入れていた。
『ふふっとりあえず私達も少し休もうか』
葛「……だ、な」
椅子に座り、ユキの顔を少しだけチラ見した。
以前より肌ツヤも良くなって血色も良い…本当にもう大丈夫なんだって改めて実感した。
葛「(まじで、ユキが居なくなった時に…どれだけ探したか……)」
あの時のユキは俺にとっては安心出来るただ一つの"居場所"だった。
今は叶や
けれど、今でも俺は…ユキが
葛「……なぁ、またこうやって遊びに来ていい…?」
ユキはこの思いをウザがるかもしれねぇ…だから、表には出さない。
『んー?…突然来られるのはビックリするけど…いいよ、いつでもおいで?』
…ほら、
葛「ーーーーー。わりぃな、
『んーん、全然大丈夫だよ』
こうして俺は、
【切り抜き】久々の葛葉と初イマドに会えたユキちゃん→←吸血鬼の休日
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雪鈴(プロフ) - 宝石姫さん» ありがとうございますっ修正致しました！ (2022年11月25日 12時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - ９ページの画像 甲斐田晴くんのだけ見れなくなってますよ。すみません 気になってしまったので(ｺｿｯ (2022年11月25日 12時) (レス) @page9 id: 14e3876f5b (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - 通知でお騒がせしております…!!少々手直しなどをしております…!! (2022年3月16日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - しずくさん» あ…ありがとうございます(((ｺｿｯ))) (2022年3月16日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 闇ノショウくんじゃなくて闇ノシュウくんですよ(ｺｿｯ) (2022年3月16日 18時) (レス) @page44 id: 699af2d53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2021年11月29日 22時
