吸血鬼の休日 ページ46
side 葛葉
今日は仕事も何も無い休日だ。
配信もしない。とりあえず…どうするかなー?
葛「どーすればいいと思うー?ワンコ〜??」
最近飼い始めたワンコを持ち上げながらそう問いかけるがワンコは首を傾げるだけだ。
……まぁ、可愛いからいいんだけどな!!
葛「んー…どぉすっかなぁ……」
ワンコの背中を撫でながらこの休日をどうするか考える。
このままのんびりするのもいいが…。
葛「………そういえば、ユキの家ってデケェ庭があったよな?」
ワンコを飼い始めた当初に『私の庭で走り回らせてもいいよ〜』っとユキが言っていたのをフッと思い出す。
葛「(ここ最近、お互い忙しくて顔もあわせてなかったな……)」
俺もメジャーデビューやらその他もろもろでろくに連絡もしてないし…会ってもいない。
それを思うと何故か無性に会いたくなりワンコを持ち運び用のカゴに入れて一路ユキの家へと向かった。
もちろん、道中に手土産に適当に買ったコンビニスイーツを持っていく。
〜〜 ユキの自宅前 〜〜
ユキの家の前に到着したが…フッと思う。
葛「(そう言えば、今日って病院じゃねえよな……?)」
ユキは未だに定期的に病院に通っている。
足はもう大丈夫だが他の事で行かないといけないらしい…。
今日が病院なら半日…最悪で夕方頃まで帰ってこないことがある。
葛「(……出てくる前に聞いとけばよかった)」
ユキに会いたくってつい先走ってしまった…どうすっかなぁ…。
『……あれ?……もしかして、葛葉?』
後ろから考えていた人物の声が聞こえてきて振り向くとそこにはユキが立っていた。
『やっぱり!久しぶりだね〜元気にしてた?』
そう言いながら笑顔で近づいてくるユキ。
その笑顔も声も…本当に
葛「………おう、元気にしてたし…ワンコに会いてぇって言ってたろ?連れて来た」
『え、ほんと?……わぁ可愛いワンチャン!!』
周りに花が咲きそうな笑顔をワンコに向けるユキはほんとに可愛いと思う。
葛「とりあえず、中に入っていい?」
『うん、別に構わないよ、さぁいらっしゃい!!』
家の鍵を開けてくれて俺とワンコを招き入れてくれた。
リビングに行ってワンコの入ったカゴを開けると少し脅えつつ外に出てきた。
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雪鈴(プロフ) - 宝石姫さん» ありがとうございますっ修正致しました！ (2022年11月25日 12時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - ９ページの画像 甲斐田晴くんのだけ見れなくなってますよ。すみません 気になってしまったので(ｺｿｯ (2022年11月25日 12時) (レス) @page9 id: 14e3876f5b (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - 通知でお騒がせしております…!!少々手直しなどをしております…!! (2022年3月16日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - しずくさん» あ…ありがとうございます(((ｺｿｯ))) (2022年3月16日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 闇ノショウくんじゃなくて闇ノシュウくんですよ(ｺｿｯ) (2022年3月16日 18時) (レス) @page44 id: 699af2d53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2021年11月29日 22時
