【2j3j】二年間眠っていた姫【愛され】4

【加賀美ハヤト誕生日記念2021】冬の暖かな思い出 ページ5

〜〜 加賀美 side 〜〜

ユキに出会って毎年祝われていたが自分がライバーを始め、彼女が休暇している間は祝われなかった。
もう二年もだ…とても寂しかった。

加「(だからこそっ祝われたかったのにっ!!)」

彼女とのスケジュール合わず、今年も祝ってもらえないのに悲しみを覚えた。

加「はぁ……こんなに俺は女々しかっただろうか…?」

他のライバーからは祝いの言葉をもらった。
けれど……彼女からは一切の連絡も何も無いのだ…。

加「………ユキにとって、俺は…その程度だったのだろうか…」

そう考えるだけで無性に涙が出てきてしまった。
あぁ、だから歳をとるのは本当に嫌ですね。

ジョボくれていると玄関のチャイムが鳴り、来訪者の訪れを告げた。

加「…?この時間に誰だろうか?」

玄関に行き扉を開けると目の前が青一色で染った。
そして、聞きたかった声が聞こえてきた。

『ハヤトさん、Happybirthday!!!』
加「え、ユキ………??」

それは今か今かと待っていた当本人だった。
少しだけ後ろに下がると青い正体は青薔薇の花束だった。

『えへへ…驚きましたか?』

少しイタズラっ子な笑みを浮かべる彼女がとても可愛らしく、愛おしさが込み上げた。

加「………っ!!」

俺は彼女を強く抱き締めた。
彼女は驚いたのか少し身を固くしたが直ぐに俺の背中へ手を回してくれた。

『遅れてごめんなさい…お祝いに来ました』
加「…その言葉を聞けただけで、心が暖かくなった

………ありがとう、ユキ」

それから彼女は手作りの水炊きを振舞ってくれた。
暖かな鍋と彼女の温もりに心が癒された。


加「……ユキ」
『なんですか?ハヤトさん?』

加「……いや、本当にありがとう

俺、この日に生まれてきて良かったなって思ってる

君に出会えて…凄く、幸せだ」


Happy Birthday!!HAYATO KAGAMI



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加賀美ハヤト様!!お誕生日おめでとうございます!!

貴方は本当に明るく良く通る声をしていていつも元気をもらってます!!
これからも応援してます!!

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