酔いは程々に ページ38
〜〜 弦月藤士郎 side〜〜
配信を切り、抱きついてるユキさんを少しだけ離した。
弦「もぉユキさん飲み過ぎですよ?」
僕がそういう風に言うとユキさんは"うふふ"と笑いフラフラと離れた。
『とーじろーくんの近くはやっぱり落ち着くね
だからかなー?少し飲み過ぎちゃったみたい』
"ごめんね?"と少し潤んだ瞳でそう言う彼女。
……そんな風に言われたらもう何も言い返せない。
弦「……まったく、今日はこのまま泊まっていきますか?」
『んーん、だいじょーぶだよぉ』
ユキさんはそう言いながらスマホでどこかに連絡を入れた。
『………あ、もしもし?…んふふ、そー飲んでるの〜
……………え?……うん、そー、とーじろーくんのお家!!
………うん、うん………はぁーい待ってまーす』
そう言うとスマホを切りまた椅子にもたれるユキさん。
誰に連絡を入れたのか気になり聞いてみる。
弦「……誰に連絡を入れたんですか?」
『んー?……景君だよ〜。ここの家を知ってるのは景君か晴君だけでしょ?』
まぁ…普通に考えてそうだよね。
ハル君はないとしてケイ君は…有り得るよね。
弦「ケイ君はタクシーで来るんですか?」
『ん、そーだよ。だからとーじろーくんの家で待ってろだって〜』
そう言いながらニコニコと笑うユキさんは本当に可愛らしい。
………この顔を最も知ってるのは、ケイ君、だよね。
弦「………どうします?ケイ君が来るまで少し寝ますか?」
『ぅーん……すこし、ねよう、かな』
そう言いながらソファーにもたれ掛かるとユキさんはあっという間に眠りについてしまった。
静かになった部屋の中、今は僕とユキさんだけ…。
弦「……本当に、ユキさんは無防備すぎますよ」
僕がユキさんと出会ったのはライバーになった後、ケイ君が紹介してくれた時からだ。
その時の印象は「あ、綺麗な人だな」って思った、今もその印象は変わっていないが他の事も分かってきた。
意外と寂しがり屋で少しおちゃめな所もあって…皆の事が大好きで何かと世話好きな事とか……。
だからこそ、僕はーーーーーーーーーー
弦「ーーーーー…ユキさん、僕は………」
口に出そうとした瞬間、玄関の方からチャイムが鳴った。
モニターを覗くとそこにはケイ君が立っていた。
弦「(もう来ちゃったんだ…早いなぁ)」
少し残念に思いつつ玄関に行き、扉を開けた。
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雪鈴(プロフ) - 宝石姫さん» ありがとうございますっ修正致しました！ (2022年11月25日 12時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
宝石姫(プロフ) - ９ページの画像 甲斐田晴くんのだけ見れなくなってますよ。すみません 気になってしまったので(ｺｿｯ (2022年11月25日 12時) (レス) @page9 id: 14e3876f5b (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - 通知でお騒がせしております…!!少々手直しなどをしております…!! (2022年3月16日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - しずくさん» あ…ありがとうございます(((ｺｿｯ))) (2022年3月16日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 闇ノショウくんじゃなくて闇ノシュウくんですよ(ｺｿｯ) (2022年3月16日 18時) (レス) @page44 id: 699af2d53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2021年11月29日 22時
