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なるほどな……だが、それで上手くいくのか?
どうやら久我も同じ疑問を持った様で新城さんに質問を投げかけた
久我「それで上手くいくのか？」
桜「以前、お嬢様が屋敷を出ていかれる際にそれを利用しておられました」
小峠「だが、今回は逆だぞ」
桜「大丈夫です…旦那様達はそんなの気にしないと思うので」
そう言う新城さんの表情はあまりにも普通だった
何も気にしてないと言いたげな程に……
小峠「……わかった、話を聞かせてくれてありがとうございます」
桜「いえ……これでお嬢様が本当の意味での自由になるのなら……構いません」
そうして、俺と久我はその場を後にした
久我は終始何かを考えるようにしていた
小峠「……おい、お前さっきから何を考えてるんだ」
俺がそう問いかけると久我は立ち止まり俺の方を向いた
久我「なぁ、小峠さんよ……Aは、そっちの組ではちゃんと馴染めてたか?」
いきなり何を聞くかと思えば……そんな事か
小峠「当たり前だろ?こっちじゃ末妹みたいに兄貴達も可愛がってたし、おやっさんや姐さんだって自分の娘の様に可愛がってたしな」
これは正直な感想だ
あいつはもう俺達の大事な妹分だ、その妹分を助けたいという気持ちを持ってたらいけないのか?
そう思いながら久我を見ると表情は今にでも泣き出しそうな情けない顔をしていた
久我「……っそうか、アイツ、そっちじゃ笑えてたんだな」
小峠「あぁ……楽しそうに笑ってたさ」
久我も、これだけ苦悩する程にあいつの事を大切に思ってるんだな……
小峠「…………絶対に、華実屋……いや、Aさんを助けるぞ」
俺がそう言うと久我は自分に喝を入れるように頬を叩いた
そして、真っ直ぐと前の方を向いて歩き始めた
久我「……っ当たり前だ!!ぜってぇ助けるっ!!」
……まったく、若いのは世話が焼けるな……
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シャリファ(プロフ) - 雪鈴さん» 分かりました！ (2022年10月11日 20時) (
レス) id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - シャリファさん» リクエストありがとうございます!!メテオと佐竹さん＆千恵さんですね、他の方のリクもありますのでお待ち頂けたら書きます！ (2022年10月11日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2022年10月11日 19時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - リクエスト可能ならメテオとの絡みと佐竹、千恵さんとの絡みをお願いします！ (2022年10月11日 19時) (レス) @page44 id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 構いません。お願い致します。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年8月2日 14時
